なぜ、謎解きが必要なの?

世の中には、今、「答」がたくさんある。どんな疑問を抱いても、ネットで調べれば「答」がでてくると思い込んでいる、私たち。でも、それはデジタルなサイバー空間の出来事なんです。リアルな世界では、そう簡単に、「答」なんてみつかりません。だから、いつも謎を幹事、わくわくし、そして謎解きを試みるのです。

伊豆下田のカフェも、謎でみちています

そこで、重要なことを、伝えておきます。

データは、いつもそこにある。しかし「答」は、どこにもない。それがリアルな人生のパラダイムとなっている。

だから、私たちは謎解きをする。リアルな人生で、謎解きをするために、パズル小説で、謎解きのマインドを育んでいるのです。私たちが謎解きが大好きなのは、「答」が、すぐにみつかるネットの世界、サイバー空間、AIの世界が、本当は「違うかもしれない」と気づいているから。だってリアルな人生では、いつも「答」がみつからないから。しかも、「答」がみつからないまま、人生の時間は、進んでいくことになります。

生きている間は、誰も「時間」を泊めることはできない。だから、一つひとつの出来事には「謎」があり、苦労すること、考えることで、その謎は形を変える。

2019年8月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

江戸川乱歩「怪人二十面相」のパズル小説化、大丈夫です!

みなさん、ちょっとうれしいお報せです。

深谷宿の若女将。別に彼女がお報せしてくれているわけではありません。

数年前、2016年に「50年」の著作権が切れて、青空文庫に収録された江戸川乱歩の「怪人二十面相」。そこで謎解きクロスを使ってパズル小説化する試みを進め、ユーチューブで流す試みを模索してきました。

そのなかで、2018年12月30日に、TPPの影響でアメリカ並みに日本でも「死後50年」で消滅する著作権が「死後70年」に延長されてしまいました。そこで、1968年に亡くなられた江戸川乱歩の作品は、大丈夫かという懸念がでてきました。

著作権が「50年」のときに活用した作品であっても、後出しジャンケンのごとく「あ、著作権法違反だ」と指摘されるリスクがでてきます。青空文庫には、まだ「著作権の切れた作家」として江戸川乱歩が掲示され、私がパズル小説化しようとしている「怪人二十面相」のテキストデータも公開されていますが、大丈夫なのか、というご指摘です。

著作権が「50年」のときに活用した作品であっても、後出しジャンケンのごとく「あ、著作権法違反だ」と指摘されるリスクがでてきます。青空文庫には、まだ「著作権の切れた作家」として江戸川乱歩が掲示され、私がパズル小説化しようとしている「怪人二十面相」のテキストデータも公開されていますが、大丈夫なのか、というご指摘です。

それについては、文化庁のサイトに、こう書いてあります。

問4 既に保護期間が切れている著作物等の保護期間はどのようになりますか。 (答) 著作権法においては,一度保護が切れた著作物等については,その保護を後になって復活させるという措置は採らないという原則があるため,改正法の施行日である平成30(2018)年12月30日の前日において著作権等が消滅していない著作物等についてのみ保護期間が延長されます(TPP整備法附則第7条)。したがって,既に保護期間が切れているものについては,遡って保護期間が延長されるわけではありません。

すなわち、このまま進めても大丈夫なのですね。ほっ。

私も、それに関しては文脈は「怪人二十面相」を活用しながら、現代の「令和の探偵事務所」のストーリーに転換することや、江戸川乱歩の「怪人二十面相」に触発されて、コンセプトを拝借して、新たにパズル小説化したと、堂々と明記して発表するなど、いろいろ対策は考えていました。

あ、ちなみに、来年の春から、松本在住の作家さんとコラボして、「井原学州」というペンネームで、どんどん、パズル小説を発表していくことになりました。この原稿を、週末の達人の小石雄一さんとコラボして、AIによる「ユーチューブ劇場」という場で、展開したいと思っています。

ただ、江戸川乱歩の作品に忠実ではなく、怪人二十面相のコンセプトは変えずに、ネーミングと特徴も変える手もあります。「快人御免相」はどうでしょうか。何かを盗むたびに「御免」と謝ってしまうが、盗まれた被害者は救われて、「快適」な気分になる展開です。

井原学州作・パズル小説【快人御免相】をご期待ください。

2019年8月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

私たちが、謎解きクロスで、やりたかったこと

それは、世界を変えること。自分が、謎解きクロスを生み出す前の世界と、謎解きクロスを生み出した後の世界が、少しでもいいので、変わっていたら、こんな楽しいことはないでしょう。

結局、クリエイター、作家というたぐいの私たちは、自分が生まれたことで、世界のどこかが変わっていてほしいし、そのために、創作活動を続けています。煎じ詰めると、そこなんです。

今、パズル小説が、普及しつつあります。松本城で配布され、下仁田ではこんにゃく祭りで配布されます。そのような地域が、少しずつ増えていけば、世界は「変わった」と実感できるはず。

そんなことを、してみたいと思い、作家になったのです。たぶん。

2019年8月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

8月8日、松本薪能で謎解きの解答が明かされます!

猛暑です。お見舞い申し上げます。

私は、幸いなことに、月・火と、涼しい環境で行われるセミナーに参加。半日、すずんで、夜に都市を歩くわけですが、日中に比べると、だいぶ温度は下がっていました。今日も、セミナーです。楽しみです。

で、いよいよ松本で、結果がでます。増刷の声はなかったので、このまま、1000名に配布して、解けた人が何人という「統計」がでてきます。この数字が、ヒトケタではアウト、フタケタでも、アウト。やはり、100人以上、正解してほしい。

暑い日々が続きますが、松本近隣のみなさん、ぜひ能の幽玄の世界で、涼んでください。

2019年7月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

金沢兼六園は謎の宝庫

金曜日に金沢に入り、うだるような暑さのなか、金沢の街と、45年前に訪れて、その後数回、仕事で金沢にくるたびに立ち寄っていた兼六園の散策をしました。

昔と、変わらないのか、変わったのか。庭園の見事さは記憶の通り。外国人がたくさん歩いているのも、記憶通り。ただ、昔は日本人だったアジア系の観光客のなかに、日本人は見当たらず、たぶん中国(台湾)とみられるたくさんの人々がいたことが、大きく違っていました。

そう、まるで、銀座のようでした。

こういう現実を目にすると、謎解きクロスの英語バージョン、あながち、的外れでもない気がしてきました。

写真は本文とは関係が少なく、深谷の若女将です
2019年7月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

謎解きのパズル小説、好評発売中

松本の市民タイムズの記事、「パズル小説」を編集してくださった伊藤編集長が、画像化してくれました。フェイスブックに出ていますので、ごらんください。

2019年7月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

【パズル小説 新感覚ミステリーからの挑戦状】購入者特典

昨夜、神保町にある友人の出版社に行くと、「パズル小説」が置いてありました。Amazonで、購入してくれたとのこと。本当に、ありがたいことです。なもので、仕事の話は5分で切り上げ、神保町にあるイタリアンレストランに、食事に行きました。

ところで、そのときに伝えていなかったのですが、本書には「特典」があります。購入者特典として、クラウドに「パズル小説の作り方」が、24pも入手できるのです。

この本の税抜きの定価は、124ページで1188円。特典を入れれば、148ページで1188円となります。これは、お買い得でしょう。

すでに購入していただきましたみなさん、ぜひ、購入者特典を入手してください。よろしくお願いします。

2019年7月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

どこまで到達しているのか、それが謎です(2)

やっぱり、前のテーマで、途中で入力ができなくなり、SEO対策が必要という、ありがたい説明を振り払うことができず、続きを書くことができませんでした。それで、(2)を書きました。

学芸大学や中目黒、洗足と、姉妹で謎解きクロスを楽しんでくれる方がいました。「先生ですよね」と声をかけていただき、場所を移動しても、別の日でも、よく逢いました。ほんとに、大好きなんですね。

こういう第ファンの方が、何人かいるという事実が、作家魂を支えてくれます。きっとどこかに、謎解きクロスによるパズル小説を大好きになってくれる人がいるはず。それは、ポジティブな妄想かもしれませんが、2008年から、具体的なミステリーウォークを企画実践してきた私の、作家としての感覚が「そろそろ、来ている」と感じさせるのです。

きっともう、到達しているのです。だって、応援してくださるみなさんが、たくさんいるのですから。

2019年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

どこまで到達しているのか? それが謎です(1)

パズル小説は、みなさんのニーズを、どの程度、救い上げているのでしょうか。クロスワードパズルは大好きだけれど、難しいパズルは苦手という人もいます。ミステリー小説は好きだけれども、パズルはダメという人もいます。

リアルな街で、リアルな謎解きを楽しむ人たちも、増えていますが、純粋にパズル小説を読んで「素晴らしい!」と、わくわくしてくれる読者は、どのくらいいるのでしょうか。

学芸大学や、洗足でも、姉妹で謎解きクロスを解いている方から「先生ですよね。もう、第ファンです」と声をかけていただきました。記念撮影も

作家として、それはいつも不安です。読者がいるのか、どうか。どこに、いるのか。その不安を、ふきとばしてくれるのが、これまでの体験です。たとえば、深谷でパズル小説を展開したときには、何と無し小山から「あの問題が面白かったから、電車に乗って、来てしまった」というご夫婦がおられました。

2019年7月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster