未来は、平等にやってくる

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来年の4月、新たな社会人600名のみなさんに、講演させていただく機会があるかもしれない。まだ企画段階だが、廣川州伸の話を聞かせたいという、奇特なプランナーさんがいる。

ありがたいことだ。決定は来年の2月だが、私は、来年の四月に間に合うように、新社会人に向けた本の執筆を考えている。もう、企画が決まったものとして、準備するのが、私のジョブスタイルだから。

来年、70歳になる老兵が、20歳前後の若者に、何を語るか。50年も経験の差がある若者の心に、何を遺せるのか。それを考えることは、何と楽しいことなのか。

古くて手垢のついた発想だが、「70年生きてきた私が、タイムマシンで20歳の自分に会いに行けたら、何を語りたいか。大丈夫、あと50年は生きられると伝えられるだけで凄いことで、人生が変わるかもしれない。

しかし、もっと大事なことも、いくつかある。その一つが、すべての人は「今=現在」しか生きられないという事実だろう。どんなに望んでも、過去にもいけないし、未来にもいけない。

この「現在しか生きられない」というシバリは、絶対である。ということは、どんなに経験を積んでも、今しか生きられないという点で、未来は平等。すべての人は、明日に向かって、同じ直線に乗っている。

だから、どんな人生を送るべきか、決まってくる部分がある。

今から楽しみではあるが、私は今日も、自分が現在できることを、精一杯、やることに専念する。出し惜しみなく、行動する。だって、明日は、ないのかもしれないから。

2024年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster