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11.23 勤労感謝2000札、配布
下仁田ネギ祭りでは、下仁田町商工会ブースにおいて、大吉くじ2000札が配布された。配ったのは、私と商工会の事務局長なので、掛値なく、わずか5時間で、みなさんの手元に届けられたことになる。
もちろん、「いかがですか」と勧めたのは私と局長だが、受け取らない人もいる。
そのなかで、私の感触としては、「何、これ」「大吉くじ、です」「へぇ、くじなの」となり、用意した箱には「1回引いて」とあるので、引こうとする。そのときに、すかさず「どうぞ。みんな大吉ですから」となる。
ここで半数以上の人が「えー、大吉」と、吹き出したり、ニッコリしたり、大笑いして「わー、凄いじゃない」となった。しかも、迷っていた人も「ラッキー」として、楽しんでいる。
その笑顔に、こちらもほっこりして「安心して、引いてください」というと、みんな、大喜びしていた。「中を見て、大吉ビンゴの数字をみつけて「何かもらえるの」と聞く人も、10人に一人はいた。
そんな人には「何ももらえないんですが、みんな大吉なので、みんなラッキーになります」というと、ここでまた笑顔になり「いいね。ありがとう」と、大切そうにしまっている。
100にに一人か二人「えー。全部大吉だったら意味ないじゃん」と言われたが、私は「お守りです。縁起物で、お祓いもされています」というと、納得されていた。
写真をとるヒマもないまま、朝10時から15時までの5時間、配布しつづけた。商工会の局長も「こんなに人気となったとは、事件です」と、感動してくれた様子。
実は、スタッフも、これまで「効果は未知数」と、様子見、トライアルの面もあった。しかし、私は知っていた。大吉くじのコンテンツにふれた人々が、けっこう大切に、大吉くじを扱っていたことを。
2000札を配り終えてから、広い会場を歩いて回った。もし、地面に大吉くじが落ちていたら、拾うためだ。ところが、私がみた限り、一札も落ちていなかった。やっぱり、ちょっと「畏れ多い」のだろう。
おみくじに興味がなければ、最初から引かない。「お祓いされている」というと、100人中99人は「凄い」というけれど、一人は「あ、じゃあ要らない」となる。神社がお嫌いな人か、宗教上の問題か。
いずれにせよ、謎解きクロスファンは2割、パズル小説ファンは5%という感触だったが、大吉くじと組み合わせることで、私のプロジェクトは、新たなフェーズを迎えることとなった。
あとは来年、NFTを販売するプロセスを加えること。楽しみだなぁ。

未来は、平等にやってくる
来年の4月、新たな社会人600名のみなさんに、講演させていただく機会があるかもしれない。まだ企画段階だが、廣川州伸の話を聞かせたいという、奇特なプランナーさんがいる。
ありがたいことだ。決定は来年の2月だが、私は、来年の四月に間に合うように、新社会人に向けた本の執筆を考えている。もう、企画が決まったものとして、準備するのが、私のジョブスタイルだから。
来年、70歳になる老兵が、20歳前後の若者に、何を語るか。50年も経験の差がある若者の心に、何を遺せるのか。それを考えることは、何と楽しいことなのか。
古くて手垢のついた発想だが、「70年生きてきた私が、タイムマシンで20歳の自分に会いに行けたら、何を語りたいか。大丈夫、あと50年は生きられると伝えられるだけで凄いことで、人生が変わるかもしれない。
しかし、もっと大事なことも、いくつかある。その一つが、すべての人は「今=現在」しか生きられないという事実だろう。どんなに望んでも、過去にもいけないし、未来にもいけない。
この「現在しか生きられない」というシバリは、絶対である。ということは、どんなに経験を積んでも、今しか生きられないという点で、未来は平等。すべての人は、明日に向かって、同じ直線に乗っている。
だから、どんな人生を送るべきか、決まってくる部分がある。
今から楽しみではあるが、私は今日も、自分が現在できることを、精一杯、やることに専念する。出し惜しみなく、行動する。だって、明日は、ないのかもしれないから。

「くじ」と「みくじ」の差
「大吉くじ」は、登録商標です。2023年3月3日時点では、ネットのどこにも、またメディアの記事にも「大吉くじ」という言葉はなく、プロモーションなどでの独占的使用権(商標)が、特許庁から認められています。
ところで、2023年5月に、2023年正月に、名古屋で「大吉みくじ」というものが制作され、配布された。好評なので、今後も続ける旨の記事が出てきました。同じようなことを考える人は、いるものです。
ただ、ちょっと気になったのは「大吉くじ」の構造、すなわち、そこで制作される「大吉みくじ」が、形容詞が異なる「大吉」というところ。私の企画書そのままのような文章で、みんな大吉というアイデアの背景を語っているところ。
まあ、そういうこともあるでしょう。そこにあるコンセプトは、私が考えて好評していたものと、ほとんど変わりません。
実は「企画」には著作権がないので、誰がパクッてもいい。社会がよくなけば、地域が活性化すれば、企画はパクリでかまわない。それゆえに、著作にして著作権を発生させたり、商標登録をしておく。
すると、少なくとも私は、「大吉くじ」のネーミングを安心して使える。この大吉くじの商標ライセンス料でボロ儲けするつもりはなく、むしろ逆で、名古屋のような事例が、たくさんでてほしいと思っています。
で、それはいいとして、「大吉くじ」と「大吉みくじ」は、何が違うのかという問題あります。
「くじ」は、たくさんのものから「当り」などを引き当てる「抽選」の意味になりますが、「みくじ」は「御籤」ともかきますが「神籤」すなわち「神」の意思を示す「籤」になり、神社などでは、そこに「御」というていねいな言葉をつけて「おみくじ」としている。
私は、「大吉くじ」でワンセットで商標登録をしているので、今後も「大吉みくじ」も「大吉おみくじ」も展開するつもりはない。
全国のマーケッターのみなさん、決して「パクリはNG」と、商標の利用禁止訴訟などおこすつもりはさらさらないので、どんどん「大吉くじ」を流行らせていただきたい。

埋もれていく不安
毎日、少しずつ大吉くじを作っている。おえそらく、金の鈴付きのプレミアム大吉くじが、2000札くらい、事務所に山積みになっている。
六畳ワンルームの事務所での存在感は大きい。
また、自作の「ハガキ絵」も、オリジナルは30点ほどだと思うが、NFTにして額に知れたものが、400点ほどあると思う。
いずれも、顧客に頼まれた商品ではない。
パンフレットも、たくさんある。ただ、もっと先にやりたいことが山積しているので、それができるまで、Amazonでの大吉くじの販売はない。
また、NFTも、条件は整えているものの、まだバーコード化したり、市場に出したりはしていない。これからなのである。
今、また持病の急性大動脈解離が起きれば、今度は間違いなく「九死に一生を得ることができなかった」となり、恐怖のブラックホールにおちていく。
そのとき、きっと大吉くじも、ハガキ絵も「何で、こんなことに情熱をもってとりくんでいたのかなぁ」と、あきれられ、廃棄されることだろう。
後継者も、配布してくれる仲間も、今はいない。
ただ、7人が、サポートしてくれている。それを励みに、日々、大吉くじを折り続けている。

地域から立ち上がる道
大吉くじ ありますのノボリは、なかなかいい感じ。11月13日に、クルマで下仁田町商工会に行って、店舗やイベントでの活用について、打ち合わせしてきまた。街にたなびく「大吉くじ」が、全国に広がる日は、そう遠くない気がしています。
