昨日、新型コロナウィルスのワクチンを接種してきました。体調もよく、なんだか、ちょっと霧が晴れたような気分です。
その結果、二つのことを、今、考えています。
一つは「異形の人々」という短編小説の執筆。
一つは「コンセプト図解入門」というタイトルの本の企画。
いずれも、新型コロナ禍に打ち勝ち、私をブレイクに導くキーとなる作品となります。ワクチンを売ったので、あちこち、出歩きながら、今までしてきた創作物に加え、この2点を秋までに書き上げましょう。
お楽しみに。
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昨日、新型コロナウィルスのワクチンを接種してきました。体調もよく、なんだか、ちょっと霧が晴れたような気分です。
その結果、二つのことを、今、考えています。
一つは「異形の人々」という短編小説の執筆。
一つは「コンセプト図解入門」というタイトルの本の企画。
いずれも、新型コロナ禍に打ち勝ち、私をブレイクに導くキーとなる作品となります。ワクチンを売ったので、あちこち、出歩きながら、今までしてきた創作物に加え、この2点を秋までに書き上げましょう。
お楽しみに。
ここ数年、パズル小説®作家として、ずっと夢の中にいます。
パズル小説®のプラットフォームができたら、きっと、こんなことができるはずと、夢の奥へと踏み込んでいくと、そこには、確かに「作品世界」がありました。
ただ、いつも、わからなくなります。この作品を、いったい、何人の人が「求めていてくれる」のだろうか。まだ、世の中にでていないものをつくるということは、「見果てぬ夢の住人」になることでした。
たとえば、ゴッホ。弟のテオ以外、そしてかつて一緒に制作をしたこともあるゴーギャン以外、彼の作品を認めている人はいませんでした。それなのに、あの遅れてきた画家は、自分の絵を描き続けました。見果てぬ夢のループのなかで。
たとえば、ド・ラ・フレネー。彼も自殺する前の4日間、見果てぬ夢のループにはまって、一睡もせず、ひたすら描き続けて、200を超える素晴らしい抽象画を遺して、消えました。
たとえば、スーチンという、あのピカソが「野蛮人」と評したという画家も、見果てぬ夢のなかで、モヂリアニに励まされながら、一人で描き続けていました。ほとんどの人が、彼のアトリエに、素晴らしい作品が眠っていることを知りませんでした。
自分の世界に入り込んでしまうと、もう、誰もとめることはできません。私は、50歳のときに「贈れてきた作家」のデビューをしましたが、その後、15年の時間を経て、誰も作らなかったパズル小説®の世界に踏み込んでいます。
江戸川乱歩先生の本が、パズル小説になる……誰も、求めていなかったことかもしれません。しかし、世界は、どんどん広がっています。パズル小説®を、私は、少なくとも10本は、ここ1年くらいの間に執筆することになるでしょう。
すでに、見果てぬ夢のなかにいて、「誰からも求められていないかもしれないけれど、身を粉にして創作する世界」に入り込んでいます。このループから、もう逃れることはできそうにありません。
ただ、私は知っています。この見果てぬ夢を、きっと、誰かが楽しんでくれる時代がくるということを。それが、30年後でないことを、ひたすら、願って進んでいます。
パズル小説の展開を妄想しました。
【1】アガサ・クリスティ3部作
□そして誰も死ななかった □ミステリー鈍行鉄人事件 □ポーラの事件簿
※いずれも、アガサ・クリスティの原作をベースに「誰も死なないミステリー」に再構成して展開する
【2】江戸川乱歩3部作
□怪人二十面相 □少年探偵団 □黒蜥蜴
※いずれも著作権のきれた江戸川乱歩先生の作品の現代語版をそのまま活用してパズル小説化を図ったもの。
【3】オリジナル・バージョン3部作
□京都タイムディスタンス □信州タイムディスタンス □東京タイムディスタンス
※15年前からあたためてきた地域活性化のミステリー小説展開。京都も、進出も、東京も、リアルな「現場」に行かなければ謎解きクロスができない。
この3部作がそろうことで、パズル小説®の普及に拍車がかかるでしょう。2022年秋には、すべて完成しているはず。
パズル小説の本格的なプロモーションは、この3部作が3種類、そろったときから展開していきます。
目標は、100万人の読者獲得。そのための作品づくりを、今からすすめます。コロナ禍が収まらないので、成立した仕事です。
それが、本当の意味では、わかっていません。前例がないからです。歴史から、学ぶべきだとはわかっていても、明確なこと絵がないというのが、歴史の報せるところだから。
新しいことを自分で進めるというのは、本当に、しんどいことです。誰かが敷いてくれたレールにのり、守破離でまずは「学ぶこと」をしていた10代。それをもとに、何か新しいことを始められると信じていた20代。
とうとう自分の道を発見することができないまま、もう少し社会を、時代を研究しなくてはとビジネスの世界にとびこんだ30代。まずはビジネス書を書くことで、出版の世界への門を探した40代。
ビジネス書ではなく、文化的なテーマで、感性に訴える文芸書に近づいた50代。そして60代は、誰も手を出したことのなかった謎解きクロス®というパズルを発明し、それを使ってパズル小説®をスタートしました。
それぞれ、10年間ではなく、5年間で次の段階に進んでいたら、私はまだ40代で、元気いっぱい、パズル小説®を量産したことでしょう。しかし、もう、60代となっていました。
GWに、昔と同じように、ほぼ徹夜状態でパズル小説を捜索していたら、11週間でダウン。39度の熱がでて、頭にぽっかり、穴が開きました。それをリセットするのに、また1週間かかるのかもしれません。
これが、年を取るということなんですね。まいりました。
それでも、気が付けば、江戸川乱歩の小説をパズル小説®化できていました。まだまだ、捨てたものではありません。
私が、世の中にでるのに、他の作家よりも2倍の時間がかかったのは、市井の人間として、しっかり生活してきたから。家族もいて、子どもも育て、仕事でも、それなりに成功しました。
ただ、ものづくりに専念できたわけではなかったのです。
私の人生は、そういうものなんだと理解し、人の2倍、かかっても、必ず「世の中になかった新しい世界」を一つ、つくる。それを実現したいと思ってきました。
パズル小説®は、読者が全国でも1万人しかいないクオリティなのかもしれません。それは、私にも、よくわかりません。
未来は、秘密。
おわってみないと、結果が定まらないのです。ですから、たとえ回り道でも、進み続けるしかありません。
パズル小説®の可能性を信じて、このまま、いきましょう。いつか、ブレイクする日がくることを信じて。
GWは新しいパズル小説®を、ひとつ、つくります。江戸川乱歩著の「少年探偵団」です。ほぼ60年ぶりに読み、パズル小説®化の検討を始めました。
今回は謎解きクロス®7×7だけではなく、9×89にもチャレンジしたいと思っています。
それが、できるのか、どうか。
これから検討に入ります。できる見通しが立ったら、また、ここでお知らせします。たぶん、3日間くらいカンヅメになれば、できるか否かがわかるはず。
しばし、お待ちください。
あ、「それでも走りつづける理由」を書き忘れました。だって死んでもいいくらいに好きだから、これにつきます。その点は、他の作家さんと同じだと思います。
パズル小説®をサポートしてくださるみなさん、いつもありがとうございます。先日、久しぶりに会った学生時代の友人と、15分ばかり、お茶したときのこと。彼に「いよいよ、パズル小説®がブレイクする」と、ふと、もらしました。
すると、彼は、けげんそうな顔でいいました。「パズル小説®って、あれだよね。君は、前に会ったときも、同じことをいってたよ」すなわち、オオカミ少年だというのです。
彼は、還暦を過ぎたオッサンが、これからブレイクすることはないと、前に会ったときにも、「ほんとかよ」というスタンスでした。そこで、いろいろな現象を取り上げて、「ほんとにブレイクする」と語ったのが、確かに5年ほど前。
パズル小説の前は「謎解きクロス®」がブレイクするはずでしたし、その前には「ミステリーウォーク」があり、さらにさかのぼれば「週末作家」や「ビジネス作家」としてのブレイクがありました。
いずれも、2割くらいは賛同して期待してくれるのですが、残念ながら、私の「作家遍歴」では、ブレイクの瞬間を迎えたことはありません。それにもかかわらず、親して友人には「必ずブレイクする」と伝えています。
ずっと、自分はドリーマーなのだとポジティブに考えていましたが、なんのことはない、私は「オオカミ少年」だったのかもしれません。「ブレイクするぞー」と、いつも叫びながら、実際には、そこまではいかないのです。
思い起こせば、毎日新聞の「ちいさな目」というこーなーに「ラッパ」という詩が載っていらい、60年も、親しい人には「作家になる」と言い続けてきました。言い続けてきたということは、まだ「なっていない」ということです。
昔を知っている友人に逢っても、さすがに「いつブレイクできるの」とは言われません。ほんの10年前は「そろそろ有名になってもいいんじゃないの? そしたらミステリーウォークは、あっという間に全国区」と言ってもらえたのですが。
自分で、勝手に「パズル小説®作家」と称し、実際に本も出しているのですが、代表作がありません。代表作のない作家は、ヒット曲のない演歌歌手と同じで、全国に営業に行っても、誰も知らないし、認めてくれません。
オオカミ少年は、「くるぞ」と言い続けて、信用されなくなりました。講談社の編集者が、定期的に飲んでくれたのですが、5年ほど前に「そろそろ、一本、いきましょう」と、もらしました。
「廣川さんは、いつ、ベストセラーがでてもおかしくない作家だけれど、そろそろ、だしませんか?」といわれました・私は、そのときは、あまり心にひびかなかったのですが、今、あらためて、申し訳なかったと反省しています。
私が、しなくてはいけなかったのは、世間のみなさんに「私は作家です」とアピールすることではなく、本当に、ベストセラーを出してしまうことなんです。
長編ミステリー風パズル小説「そして誰も死ななかった」と、パズル小説®をアピールできる「パズル小説版 怪人二十面相」など、コロナ禍の今こそ、しっかり準備して、ベストセラーにしてしまう段階になったということです。
ロートルですが、命懸けで取り組む時代が、きているということです。
噂を信じちゃいけないよ~♬
厚生労働省の願いはかなわず、新型コロナウィルスは「自然消滅」しませんでした。
「変異型なんて怖くない」「ウイルスの変異は当たり前。いたずらに恐怖をあおるな」「マスクもいらない」「ワクチンも打つ必要はない」……と、ネットで叫んでいる多くのみなさんの、根拠のない主張の神通力が弱まっています。
新型コロナは、人類の一大事であり、厚生労働省のみなさんが、検査体制が整わないでも自然に免疫ができて収まっていく、という類のものではありません。
では、どうするのか。答えは、1年前から決まっていました。検査数を、少なくとも10倍にして、無症状者の感染者を把握し、しっかりとした隔離政策をとりつつ、医療体制の整備を進めていくことです。
なぜ、それができなかったか。ここ10年間、厚生労働省のマンパワーが減り、ICT化も進まず、危機管理体制を進めてこなかったツケがまわってきたというところが、元凶のようです。
ネットで「新型コロナはただの風邪」という人たちの主張が、なぜ、多くのみなさんに支持されていたのか。それは、背後で、厚生労働省が情報を流し、それに乗って、銚子に乗ったユーチューバーたちがいたからのようです。
ただの風邪か、そうでないか。それが「わからない」から、わからないうちに、備えていたのです。
でも、孫子の兵法の教えを考えたこともない若者と、厚生労働省に忖度すると利益がでるインチキな関係者が、せっせとデマを流していたのではないでしょうか。今も「いたずらに不安をあおるのはよくない」と主張する教養人っぽい人が、テレビで、高いところからコメントしています。
いたずらに緊急事態宣言を出す人など、どこにもいません。国民が心配だから、こんながんばっているのです。医療関係者に対しても、「いまも「東京都は医療が切迫していないのな、危ないと言い続けた」と主張している自称教養人がいますが、一度でも、取材をしたことがあるのでしょうか。
自分で取材をしてみたら、医療現場がどうなっているか、何が問題なのか。ベッドがあかないで、ホテルにも入れない人が、東京都にたくさんいるのはなぜか、など、ふつうの疑問を考えることで、医療体制は「ゆとりあり」ということがフェイクであることがわかるはず。
数字だけをみている、東大でのアタマの悪い教養人が、勝手なことをいって、テレビ局からお金をもらっているわけで、その口車にのってしまうと、日本は、世界並みに、パンデミックに陥ることでしょう。
せっかく、自粛してきたのに。医療関係者のみなさんも、がんばってくれたのに。知恵がなくて、ただ試験にだけ強かった、他人を思いやれないトップたちが、今。小金持ちになって、自分の身を護るために、フェイクニュースを垂れ流しています。
過去、一度でも「コロナは、ただの風邪でしょ」「インフルエンザのほうが大変」「ワクチンは危険で、打つと死ぬ」「緊急事態宣言なんて経済を止めるだけの悪政」というようなことをネットで展開したことがある人は、一切、信用してはいけません。
もう、コロナの勢いは止まりません。それでも、ちゃんとオリンピックを実施し、飲食店も守る制作があります。簡単です。厚生労働省の指導に従わず、しっかりとPCR検査を進めることです。
世界に目を向ければ、先進国では日本の10倍から50倍の検査をしています。それでも、対策をとるのは大変なのが、新型コロナ。どこが「ただのんぜ」なのでしょうか。どこが「インフルエンザの死者のほうが多い」のでしょうか。
ファクトフルネスに学ぶまでもなく、自分で、ちゃんとした「統計」の数字をチェックしてみれば、ネットで偉そうに、上記の主張を繰り返している人たちが、何の反省もしていないことがわかってきます。
あまりにも、悲しい感染状況が続いているので、ついつい、まじめな指摘を書かせていただきました。
速く、エンターテイメントが復活できる日を待ち望みつつ。
羽生さんのコアなファンのみなさんを「ユズリスト」と呼ぶそうですが、私の宣言は、羽生さんとは直接の関係はありません。
ただ、トップの目指し方では、羽生さんは、とても参考になります。スケートは、基本的には個人競技であり、他人がどんな演技をしても、自分が「ぶっちぎり」で高得点をはじき出せば、結果としてトップに躍り出ます。
このとき「相手の失策」を待ち望むようでは、世界トップには、とても届かないでしょう。
私の場合、ユズリストは「あおり運転をしない」というところから入りました。昔、元暴走族で走っていた友だちがいて、彼のクルマになったときには、あおり運転をしていました。
ごめんなさい。お酒を飲んで運転しても、事故さえ起こさなければ何とかなった時代の話です。
さすがに、家庭をもってからは、赤信号を無視して走ってきたランドクルーザーにぶつけられた事故が一度ありましたが、そのこともあって、慎重な運転を心がけて、なるべく「譲る」ようにしています。
クルマに乗っていると、とんでもなく自分本位で運転している人が、一定の割合でいて、そんな人には近寄らないようにしています。その近寄らない、リスクの回避、危険から逃げる技術も磨きました。
それなりに、ノウハウもあるのです。
早めに譲ると、自分の走りが、スムーズになります。自分本位のクルマと競っていると、ストレスがたまるだけ損。そう思うことで、競争に敗れたという感覚を払拭しています。
それが「ユズリスト宣言」となります。
いいじゃないですか。譲ってもいい。
譲ることで、ストレスフリーになる。すると、もっと楽しいことに参加できます。ドライブは、競争しなければ、けっこう楽しい。「お先にどうぞ」と、おいこさせができれば、ドライブは楽しいのです。
そんなユズリストになろうというユズリスト宣言ですが、これ、本にならないかと考えています。
謎解きクロス®ではないのですが、ベストセラーかも。
まだまだ、コロナ禍は収まりません。世界中で、ようやくワクチン接種で収集の見通しがたってきているのに、相対的に感染者数の少ない日本では、打つ手がありません。
その理由は、1年前が、NHKとテレ朝の報道によって、知っていました。要するに、厚生労働省の人員体制が整わないので、「PCR検査」の「抗体検査」も、1日2万件以上はしない。できれば週中して、1日1万件におさえたい。
それでも感染が押さえられるには、クラスターを出さないようにするしかない。だから、マスコミも、ネットも「PCR検査は不正確」「感染者公表は人権侵害」「新型コロナは、ただの風邪」「インフルエンザのほうが怖う」などの、デマを流しました。最近では「ワクチンは無意味」というデマも、自称「医者」や「感染症の専門家」や「元厚生労働省職員」などが流しています。
これがデマであることは明確で「まだ、新型コロナ禍の正体がわかっていないのに、「たいしたことない」ということを前提に、自分の主張を押し通している点。
ところが、1年もたつと、何が起きているのか、ようやくわかってきました。要するに、厚生労働省が、人手不足で、過去10年間、感染症対策について進化させてなかった、準備を怠っていた、ために、「なるべく仕事をしないで、静かにしていれば、いずれ嵐はおさまる」という考えのもとで、過ごしてきたからです。
それでも、保健所からの連絡がファックスであったり、検査をするための人員が不足していたりと、少しずつ「まさか」という実態が秋欄になりました。そのあげく、緊急事態宣言を「悪政」と批判し、自粛を馬鹿にし、医者を貶め、国民はバカだから国に従っているけれど、俺たちはエリートだから、送別会はちゃんとしようね、という感覚で、夜中まで飲んでしまったようです。
こんな事態が親来ているので、新型コロナ禍は、当分収まりません。それゆえ、やりたいことをやる、新型コロナ禍でも、できることをする、というのは、「やるなら今」ということになります。
このブログ、ちょっとヤバイので、そっとアップしておきます。
久しぶりに、「謎解きクロス」をググってみました。539万人。おそらく、年内には1000万件を突破するでしょう。ありがたいことです。
コロナ禍で、自宅でも楽しめるパズルの需要は高まっています。その関係で、謎解きクロス®も、光をあびつつあります。
あとは、影響力のある人のファンが、増えるか、増えないか。東急沿線でミステリーウォークをしたときな「廣川さん、早く有名になろうよ。絶対、これ、楽しいから。全国で通用するから」と励ましてくれた方がいました。
また、西小山ミステリーツアーの時代から、深谷のイベントに来てくれたり、渋谷の「のんびり散歩」に参加してくれたり。その都度「有名になってね」という声をいただきました。裏を返すと「なんで、これを有名にできないの?」と、叱られていることなんですが。
時間はかかっていますが、2008年秋に伊豆下田でミステリーツアーを進めた時、2009年に西小山でミステリーツアーを始めたときから、少しずつ発展し、今日に至っています。
コロナ禍を超えて、謎解きクロス®とパズル小説®を全国に展開します。