コロナショックのなかで自粛していたGW。何か、ちゃんと考えていたという痕跡をのこしたいと「未来図」について、連載してみました。連載といっても、いつものように、ただ思いつくまま「あ、こんなふうになっていたらいいな」という未来を書き連ねたにすぎません。
でも、そういうことが、大切なことを、私は知っています。ドリーマーは、夢をみなくなったら、ただの人です。誰に頼まれたわけでもないのに、自分で勝手に夢をみる。それが人間として生まれたことのだいご味ではないでしょうか。おそらく、この未来図は明日で終わり。ブログで連載するのは、せいぜい10回かと。
で、本日はなぜか「屋台村」を思い出しました。8人くらいしか座れない、カウンターだけの小さな飲食店が、たくさん集まってできている「屋台村」で、ミステリーウォークにチャレンジしたことがありました。苫小牧まで行ってプレゼンをさせてもらったけれど、結局、仕事はゼロでした。
予算まで用意してもらったのに、なんと、なんと15軒ほどある屋台村では、どこも謎解きクロスをすることがなかったんです。コレハショックでした。理由は、わかります。酒を飲みながら、こんなパズルはやらない、ということ。ちょっと待ってください。そんなこと、ありません。
呑みながら、やってもいいのですが、家に持ち帰ればいいのです。家で、時間のあるときに解いて、その解答をもって、また屋台村に飲みに行く。「あれさ、解けたよ。楽しかった」と言ってもらえればさいこうだし「ちょっとわかんないところがあるんたけど」といって、こみゅにけーしょんが生まれてもいい。
前に、自由が丘のカフェで、謎解きクロスの問題を「無償で提供するから、100円で売ればいい」という提案をしたら、マスターが「こういうものに、100円も払いませんよ」と断言したので、その後、そこで飲み会をするのはやめたことがありました。大人げない?
一方、大好きな船橋の寿司割烹では、私の「大人のための寓話50選」をのポスターを、目立つ位置に貼ってくれている。となけば、自由が丘で飲むよりも、船橋までいっても飲みたいのが人情です。あ、神田でも「謎解きクロスの問題を置いてくれない?」と説明しようとしたら、ものすごく警戒されたので、こっちから取り下げたことがありました。そういうのが、面倒な人もいるのですね。
というわけで、少ない経験ですが、屋台村では「謎解きクロス」でできた「パズル小説®」のポスターを張り、それで反応した人に500円で配布する方式をとりたいと思っています。これ、絶対に、屋台村でヒットします。
失敗しても、もう一度くらいは、チャンスがきます。お楽しみに。