2017年は、一緒に飛翔しましょう!

謎解きクロスファンのみなさま、お元気ですか?

2016年、本当にお世話になりました。謎解きクロスは、世の中になかった新しいパズルの構造をもっていますので、まだ、作者は廣川州伸一人。それゆえ、実はもうブレイクしているというご指摘もいただいているのですが、あゆみは、のんびりとしています。

でも、着実に進化しています。だって、それが創作物の特長なのですから。自在に進化して、進んでいけるのも、まだせ黎明期だからです。たとえば、クロスワードパズルが、世の中にでたとき、何のルールもなかったはずです。それが今、作者のためにルールが設けられています。

謎解きクロスも、2017年には新しいバージョンが生まれます。

これは、元旦に、本サイトで公開されることになります。もともとの発案は、朝日新聞のOさんです。彼は4年前、千葉総局長だったときに「天声地語」という人気お天気コラムをスタートさせました。私が今、ウェザーニューズ社の委託で書かせてもらっている、あの天声地語です。

彼は、夏目漱石の「こころ」を、新潮社と組んで、ふたたび世に送り出したコンセプトデザイナーでもあります。

そのOさんが「夏目漱石で謎解きクロスができないす」という宿題を出したのが、たぶん2年前。

そして、何ということでしょう。2年後の今、その謎が解けました。来年から、みなさんは「こころの謎解きクロス」を目にすることになるでしょう。

もちろん、地域活性化の潮流は、泊まりません。謎解きクロスを使ったミステリーウォークは、目黒区を中心に、千葉と埼玉、神奈川、伊豆下田&信州上田はもとより、三重、石巻や佐渡、岡山や島根と、広がっていくことでしょう。

そして謎解きクロスファンのみなさんも、2017年は3万人、2018年は10万人、2019年には20万人、そした東京オリンピックの年には100万人を超えるみなさんが、謎解きクロスを、ごく当たり前に楽しんでいるはずです。

ぜひ「黎明期の謎解きクロス」を、忘れないでください。コメントの書き込みも、写真の掲載も、まだできないこのサイトですが、根気よく、おつきあいいただき、感謝いたします。

ちゃんと、謎解きクロス単体で収益がでるようになりましたら、このサイトも、もう一度、わが友人でありパートナーでもある福田さんにご尽力をお願いして、パッと刷新していただきます。

来年、その日がくることを願って。

みなさん、よいお年をお迎えください。

参加、ありがとうございました

謎解きクロスファンのみなさん、ご無沙汰しています。

2016年の「謎解きクロス」による地域活性化は、12月20日の「のんびりイベント散歩」ミステリー小冊子「目黒のキセキ」の、真犯人応募クイズの投稿締め切りをもって、幕となります。

私の勝手な試算になりますが、2016年は

「信州須坂」「埼玉深谷」「信州上田」「伊豆下田」そして東京は「祐天寺」「大岡山北」「洗足」「学芸大学」「駒場東大前」「中目黒」の計10ヶ所

で行われ、延7000人のみなさまが「謎解きクロス」によるミステリーウォークを楽しんでくださいました。ありがとうございます。

深谷で参加された方を祐天寺にご招待する新しい試み、祐天寺でお会いした参加者と、中目黒で再会する楽しさなど、それぞれの地域同士の交流も、まだ少ないですが、でてきました。

とくに、2008年に居ず下田で「第1回」のミステリーウォークを実施してから、上田電鉄の森社長(当時)が「下田の次は上田」でと言われたことから仕掛けがスタートし、6年かけて実現に至った「信州上田」と「伊豆下田」との連携は、これから、新しい地域活性化の実例として、語り継がれることでしょう。

信州と伊豆。実は、商工会議所同士に交流があったりして、なかなか面白いことも、わかってきています。

来年は、トリ年。もちろん、ヒツジだって空を翔びますから、飛躍の年になることは間違いありません。

少し、来年に向けた抱負を語りましょう。

謎解きクロスは今、「雑誌」に進出することも考えています。もともと、雑誌とクロスワードパズルは、相性がいいのです。ただ、注目する「好奇心のある」「勇気のある」アントレプレナーがいなかっただけ。

地域でいえば、新たに仕掛けるところとして「石巻」「佐渡」「石見銀山」「岡山」なども上がっています。

2006年、「埼玉深谷」からスタートした私のミステリーウォークの企画は、当初、「沖縄」でも進めようとしていて、JTBさんの協力を得て、2009年には視察にもいっています。

そして、全国のカフェスペースでは「謎解きカフェ」が配布されるかもしれません。東京や埼玉では、すでに「謎解きカフェ」を配布したいという店舗がでています。

これも、すぐにブレイクしそう。ありがたいことです。

いずれ、このサイトは謎解きクロスや謎解きカフェの「解答」が発表される場として、知られるようになるでしょう。

みなさん、誰も知らなかった状態から、このサイトに注目していただき、本当に感謝いたします。

来年も、よろしくお願いいたします。

みなさんのご多幸、祈念しつつ。

のんびりイベント散歩への参加について

謎解きクロスファンのみなさま、お元気ですか?

本サイトは、コメントをいただきましても、具体的にメールの返信をするシステムにしていません。将来は、それができる体制にしたいと思います。そのときまで、お待ちください。

そうはいっても、コメントの内容は、私も読むことができます。

回「目黒区のイベントに参加したいのだけれども、どうしたらいいの?」というご質問をいただきました。この場で、お答えさせてください。

東急電鉄のサイトで「とくらく」というものがあります。そこにアクセスしていただくと、9月20日から「のんびりイベント散歩」の告知が出ます。そこから「参加申し込み」ができますので、ぜひ申し込んで、謎解きクロスの世界をお楽しみください。

私も、全部ではありませんが、不定期に参加します。ひょっとしたら、お目にかかれるかもしれません。楽しみにしています。

祐天寺「かぜのまい」で逢いましょう

謎解きクロスファンのみなさん、おはようございます。台風、大丈夫でしたか?

いよいよ、9月。謎解きクロスの秋が近づいてきました。

今回は、特別に私信を公開します。深谷宿ミステリーツアーを企画推進する深谷商工会議所さんと、目黒のんびり散歩を企画推進する目黒区商連さんのスタッフにあてた、10月15日、「深谷と目黒の交流イベント」についてのお願いです。

下記、ご一読ください。

深谷市は、目黒区とも縁が深い日本の株式会社の祖
渋沢栄一の生誕の地です。
しかし、中山道を中心に、商店街がさびれていき
地域再生が求められていました。
そこで、深谷商工会議所の村岡氏が、深谷市在住の
ミステリー作家の伊井圭氏に相談。2003年に、第1回
深谷宿ミステリーツアーが始まりました。
そのミステリーツアーを、深谷だけでは、もったいない
と、全国展開を試みたのが、ビジネス書を書いていた
廣川州伸です。
廣川は、伊豆下田、勝浦、西小山、喜多方、松本など
でミステリーツアーを実施して、昨年「目黒のんびり
イベント散歩」の企画とミステリー問題を作成させて
いただきました。
残念ながら、伊井圭さんは2年前に亡くなられたの
ですが、昨年から、深谷宿ミステリーツアーは廣川
が引継ぎ、今年も第17回を4月に実施しました。
その4月、街歩きの謎解きとともに、正解者には
「ミステリー小冊子」を配布し、謎解きをしていた
だきました。
その正解者のなかから、抽選で15組30名を選び、
東京の「のんびりイベント散歩」にご招待するという
のが、今回、大型バスでお伺いするみなさんです。
15組には、家族も連れてきて、みんなで楽しんでは
どうかとお声かけしているので、人数は40名近くに
なりそうです。
のんびりイベント散歩6回のうち、廣川は、すべての
展開に立ちあえるわけではありませんが、最初と最後
は、予定しています。
目黒区役所の駐車スペースを確保してくださるならば
廣川が、そこでバスを待ち、みなさんを祐天寺まで
お連れします。
40名もの人が、ずらずらと並んで移動するのは
ご迷惑をおかけしますので、みなさんには、ばらけて
家族単位になっていただき、街歩きを楽しんで、14時
までに帰ってきていただくようになるかと思います。
深谷と目黒が、謎解きのミステリーでつながるという
とても珍しい、イベントになります。これを継続し
たとえば「のんびりイベント散歩」でも、来年の
深谷宿ミステリーツアーにご招待するとか、少なくとも
案内はしちゃうとか、交流が進めば、廣川としては
本望です。
目黒区長は、西小山ミステリーツアーでも、いつも
挨拶にきてくださり、地域活性化に熱心に取り組んで
くださる方。
もし、挨拶のときに、深谷から来た「名探偵集団」
のご紹介をしていただけると、イベントとしても
盛り上がると思います。
また、祐天寺の商店街のみなさんからは、来られた
方に、地域で使える商品券(一人300~500円?)を
用意して、歓迎してくれると聞いています。ぜひ
実現してください。

 

ニュースが目白押しです

謎解きファンのみなさま、お元気ですか?

世界は、いつも美しく。人々は、いつも謎めいています。謎解きクロスによるミステリーウォークは、「誰も死なないミステリー」を軸に展開されていますので、商工会議所、観光協会なでで、地域活性化、地方創生の切り札として、子どもから高齢者まで、ファミリー層もカップルも個人も、みんなで楽しめるイベントです。

その謎解きクロスによるミステリーウォークが、今年の秋には目白押し。何と9カ所での開催が「決まって」います。すでに行われている「信州須坂」と「元祖深谷宿」をいれると、今年度は11カ所で謎解きクロスによるミステリーウォークを、お楽しみいただけることになります。

加えて今、ポケモンGOのヒットで俄然人気がでてきた「まちクエスト」の、謎解きクロスバージョンを企画・開発中。

おかげさまで、謎解きクロスは、全国のみなさまのものとして、ブレイクできました。

深く感謝しています。

深谷のみなさん、祐天寺で「風の舞」を観てください

謎解きファンのみなさま、暑中お見舞い申し上げます。

今年、10月15日は、特別な日として記憶に残ることでしょう。

まず、その日に目黒区商業連合会が進める「のんびりイベント散歩」がスタートします。昨年は学芸大学駅と西小山駅の同時開催でしたが、今年の「のんびりイベント散歩」は、祐天寺で始まります。

そして、春に行われた「深谷宿ミステリーツアー」の謎解きブックで、見事、正解されたみなさんのなかから抽選で選ばれた謎解きファンが、マイクロバスに乗って、この日に、祐天寺に向かうのです。

これは、深谷商工会議所さんの、粋なはからい。私も、その心意気に応えて、祐天寺で、深谷のみなさんを出迎えて、一緒に、祐天寺の商店街めぐりをする予定です。

そして、この日の祐天寺は、たまたま、ステキなイベントが用意されていました。それが「風の舞」なんです。あの、有名な、富山の「おわせ風の盆」を原典として、商標の関係で同じ名前は使えませんでしたが「風の舞」と名前を変えて、踊りが展開されるのです。

富山の「風の盆」には、深谷宿ミステリーツアーの生みの親の一人、故・伊井圭さんが、このんで通ったイベントでした。

何か、大きなご縁を感じているのは、私だけではないでしょう。

いよいよ、謎解きクロスによるミステリーウォークが、ブレイクする日を迎えます。その同じ年に、こうして、「たまたま」が重なっていくことの不思議を、みなさまも、お楽しみください。cropped-nazo_logo2.jpg

謎解きカフェを展開できる理由とは?

謎解きクロスファンのみなさま、お元気ですか?

先日、特許庁に行ってきました。謎解きクロスの商標登録は済んでいますが、ロゴマークができましたので、今一度、商標登録をするかどうかの相談です。

そこで、いろいろ知恵をいただきましたが、結論としては「謎解きクロス」がしっかり登録されているので、新しいロゴについては、とくに登録しなくても大丈夫、というものでした。

担当官が強調したのは「謎解きクロス」の商標登録は、非常に強い効力をもつということです。ロゴマークに、誰かが「謎解きクロス」の言葉を使ったとしたら、ストップができます。平仮名でもローマ字でも、こちらの権利は残っています。ということは、知識がある人なら、「謎解きクロス」をロゴマーク化することはないということです。

さて、懸案の「謎解きカフェ」も、ありがたいことに「登録拒絶」の通知をいただきました。「すでに、広く社会の普及している名称」という理由です。

ということは、誰が使ってもOKということで、私が「謎解きカフェ」でゲームをつくろうが、店舗で「謎解きカフェ」の問題を配布しようが、誰も「商標登録の違反」という主張ができないということになります。

本サイトでも、「謎解きカフェ」という言葉がでてきます。今までは、こっそり使っていたのですが、これからは、特許庁が「一般名詞」と認定してくれたことになり、独占する人はでてきませんので、そのまま、安心して使えることになります。

ビクビクする必要は、まったくないのです。

ということで、「謎解きクロス」によるミステリーウォーク、地域活性化の仕掛けは、新たなステージに入りました。

謎解きクロスは、「3つのフィールド」で謎解きの展開を進めることになります。

一つは「謎解きウォーク」です。

これは、謎解きクロス5×5を使って街歩きをしながら、謎を解いていくときのツールとなります。とくに鉄道で行う場合には、「まちクエスト」と連携して、各駅で謎解きクロス5×5の問題がゲットできるようにしておき、目的地に着くまでに「キーワード」をゲットするという楽しい仕掛けにも活用されます。この場合、鉄道は、各駅で停車することが求められます。パー、と通り過ぎてしまうと、謎解きクロス5×5をゲットできません。

一つは「謎解きカフェ」です。

これは、謎解きクロス7×7を使って、街を彩るカフェスペースで謎解きを行い、カフェガワが「ヒント」をもつことで、そこにコミュニケーションを発生させるツールとなります。

一つは「謎解きブック」です。

これは、謎解きクロス9×9を使って、「誰も死なないミステリー」を展開するものです。子どもから高齢者まで、一人からカップル、そしてファミリーまで、誰もが自分の力量に合わせて楽しめるミステリーとなっています。この謎解きブックは、ヒントが現場に拡散しているので、地域の活性化につながります。そもそも、容疑者が地域の顔役であり、謎解きクロス9×9の解答も、真犯人も、すべてオリジナルで作成します。地域の記念碑となるコンテンツなのです。

このように、謎解きクロスは、全体構造が明確になりました。よって、これから、それぞれの地域で「謎解きウォーク」「謎解きカフェ」「謎解きブック」を、それぞれのニーズに応じて、使い分けて展開していくことになります。

ここに来るまで、8年かかりました。

今期よく、支援してくださったみなさまに、深く感謝いたします。

これからも、よろしくお願い申し上げます。

GWで謎解きクロス!

朝日新聞のGW特集に、謎解きクロスが採用される日を夢見たのは、3年前。朝日新聞千葉版で、「天声地語」という気象情報コラムが隔週でスタートしてから半年後のことでした。

謎解きクロスは、新聞掲載にもってこい。広告特集で、GWにクロスワード系の楽しいパズルが展開されるので、そのバリエーションの一つに「絶対に、採用してもらおう」と決めました。経験則として、このようなドリームは、3年くらいで「最初の一歩」がスタートし、紆余曲折を経て、あきらめずに実現に向けて努力し続ければ、5年から10年で、実現することができます。ここでのポイントは「あきらめない」ということ。

日本マクドナルドで原田さんが社長をしていたときに、取材で、いろいろな話を伺ったのですが「成功するまでやり続けたから、成功できた」という振り返りが、印象的でした。その後、数年たってから、上海事件があって、マクドナルドは坂を下るように、ブランド失墜に向かって落ちていくわけですが、その途中で、CEOから外されました。

でも、原田さんはあきられていません。ベネッセのCEOについて、いきなり襲った個人情報の流出という悲劇(だって原田さんには何の責任もなかった)にも、まだまだめげることなく、日々革新を続けています。きっと、いつか成功して、終わりにすることでしょう。その終わり方は、たぶん、ハーレーに乗って、世界の「安全な国」を、走り回ること?

まあ、そこは謎ですが。

で、今年のGWも、クロスワードパズル系の謎解きが、GW特集として組まれていました。その中に、いずれ必ず「謎解きクロス」が入ることでしょう。新聞というメディアは、かつて本を出すことにあこがれた作家なら、やっぱり登場してみたいメディアです。私は、映像作家というよりも、文章を書く「もの書き」に憧れて作家を目指したわけですから、新聞に自作の謎解き子クロスが乗ったら、それはパーティーをして祝杯をあげたい事件となります。

これまで、成功した企業の経営者500人に取材してきた私ですが、「とんでもなく成功する」人の共通点を知っています。20年くらい努力してきて、ある日、たまたまかもしれませんが「新聞」に載り、その新聞記事を読んだテレビのディレクターの企画マインドを刺激します。そして、プロデューサーがやってきて、番組に登場する。その番組がトリガーとなり、これまでの20年の蓄積が、一気に社会に向けて発信されていく。20年間があったからのことなのですが、その事実をみることなく、一般のみなさんは「運がよかったなぁ、あの人」と思っています。

努力が、運を引き寄せるのであって、ブレイクした人は、他の誰余らも努力し、挫折もたくさん経験し、それどもあきらめずに、愚直にチャンスを待ちつづけます。そして、たった一回のチャンスに対して、誠実に、自然体で挑みます。これまで、何度も夢見てきたことですから、とくに上がることもなく、ちゃんと自分の職責を果たすわけです。

さて、いつ、朝日新聞のGW特集に、謎解きクロスが登場するのでしょうか。先日、週末の達人の小石雄一さんの企画するCo民家で、ステキな女性のみなさんも、「謎解きクロス」にチャレンジしてくれました。そして私は、確信したのです。

謎解きクロスは、必ず、お茶の間でも話題になる! ファンが増える!

というわけで、今夜も、お酒を飲みながら、いい夢をみたいと思います。私の夢は、必ず実現します。だって明日も、謎解きクロスのために、中目黒駅や学芸大学駅をロケハンし「まちクエスト」の新バージョン開発のために汗をかくのですから。

をみなさんも、夢のあるGWを、お過ごしください!

そしてぜひ、朝日新聞のGW特集のクロスワード懸賞パズルのひとつに、謎解きクロスが登場するという夢が実現する瞬間を、ともにシェアしてください!

深谷宿ミステリーツアーの初級問題アップ

深谷宿ミステリーツアーは、先に、賞品としてもらえるミステリー小冊子の原稿ができました。それができてしまったので、何となく、もう終わった気になっていたら「いつ、入稿してくれますか?」の問い合わせ。
あわてて、作った?
いえいえ、実は、とっくに問題はできていたのですが、今までとちょっと違うパターンの「謎解きクロス5×5」にしたので、ヒントの出し方になれていなかった。それで、その部分を保留にしておいて、忘れてしまったのでした。
で、どんな問題か。
これは、街歩きの問題ですので、机上だけでは解けません。
それゆえ、ここで、そのパターンについて紹介しても大丈夫になりました。

◆Aゾーン<1> → 流し打ちで得点したけど雨で再試合だ
     <2> → テレビの英会話が始まるベルか、たぶん効果音だ
     <3> → そんな悪ふざけして、何て親不孝な人だ
     <4> → 高望みはせず、自分で愛の歌を歌おう
     <5> → 一休みした後の食事は身体にやさしい温野菜だよ

◆Bゾーン<6> → あの試験は粗探しばかりする審査官だったな
     <7> → 落とし物は、とてもデリシャスなメロンだったよ
     <8> → 赤ワインの輸入には、輸入税の緩和策が必要となる
     <9> → ズタ袋の積まれた家は、やけに安普請だったな

◆Cゾーン<10> → 可能性として、晴天ではなく「降雨かい?」
     <11> → もっと宣伝費がほしいと謎の怪電話がかかってきた
     <12> → 金儲けできる花もいいが吾亦紅のような野草もいい

◆Dゾーン<13> → 宝くじが当たるとは、まさに人生のサンライズだな
     <14> → 科学者は、かつて日本の殖産興業にも貢献した
     <15> → バカ騒ぎするなよ、とくに検査書を書く前には!

◆Eゾーン<16> → 予告編の脚本を直すためにインクけしを使った
     <17> → 昼下がりは、真面目な審査員でも眠くなるものだ

ここでAゾーンからEゾーンまで、「謎解きクロス5×5」が分かれているところがポイントになります。

17文字というと、今までのパターンでは「俳句・川柳・標語」パターン。それを踏襲しながら、新たなパズルを生み出しました。

昨年の第16回・深谷宿ミステリーツアーでは、初めて「謎解きクロス」にチャレンジする人が多かったにもかかわらず「かんたんすぎる」との声もあったとか。
深谷宿ミステリーツアーは、過去15回も、ミステリーファンを集めてきていたので、レベルが高かったんですね。

もちろん、逆に「難しい」という声もありました。そこが、この謎解きクロスの、幅の広いところですね。

で、今年は深谷商工会議所さんから「もう少し、難しくでも大丈夫」の声をいただき、新たな謎を付加しておきました。

ふつうに、まわっているだけでは、解けません。

17カ所でゲットしたヒントの文字を並べ替えなければ、解答にたどりつかないのです。

そのヒントは、最後、深谷宿中山道本舗のどこかに掲示してあります。もちろん、始める前から、ヒントをみてしまうと、謎解きの興味は半減し、達成感はもっと下がることでしょう。

17カ所の謎解きクロスを解いてみて、どうしても「?」という人は、ヒントを見て、考えてください。

そして、ミステリー小冊子をゲットして、本当の謎解きクロスにチャレンジしてください。

深谷宿で、お待ちしています

桜の樹の下には

桜の樹の下には、死体が埋まっていると言い切ったのは、梶井基次郎。
この季節になると、たった10日間しかさかずに、桜吹雪となって散っていくソメイヨシノを求めて、私たち日本人は、散策にでます。

桜の樹の下に、何が埋められていると、あんなにはかなく、美しく、生命力がみなぎる桜に育つのか。その謎解きをする人たちも、あとをたちません。

ミステリーの世界でも、桜はかっこうのディティールになります。

この桜が、なぜ、同じ地域では一斉に咲いて、一斉に散るのか。ご存知の片には当たり前でしょうが、知らなければ、相当高度な謎解きになります。なにせ、DNA鑑定という技術があって初めて、その証拠を示すことができるのですから。

ソメイヨシノは、木戸時代に、たった一本の樹から、枝を切り取り、命を分ける形で全国に普及していったものです。沖縄のソメイヨシノは、残念ながら、気温が暖かすぎて「寒冷打破」という現象がないために、ソメイヨシノが花開くことはないのですが、その他の都道府県では、すべて、ソメイヨシノが分散しています。

DNAが同じクローンなのですから、ソメイヨシノは、同じ公園にあれば、同じ川岸にあれば、気温の変化が同じですから、一斉に反応して、開花し、桜吹雪となるわけです。

こんな話も、ここに「謎解きクロス」という仕掛けを加えると、きっと「謎解きカフェ」で配布するための、いいネタになるはず。

謎解きカフェは、これから普及していき、来年にブレイクすることになるのですが、私にとっての最大のミステリーは「謎解きカフェ」といったとたんに「いいね、それ。ブランドになりそう」と、ポジティブにとらえてくれる人と「なに? わかんない」という人に、分かれてしまうということです。

みなさん、情報感度というものに、ぜひ、敏感になってください。昨今では情報が多すぎて、何が大切かわかりにくいですが、このブログは、さりげなく重要なことを書いていますので、だまされないことを祈っています。