パズル小説®作家は、この世界をどうとらえるか

地球には今、だいたい80億人のひとがいきて生活しているわけですが、その一人ひとりが、別の人生を持ち、別の世界をみているようです。私の考えている、感じている世界とは、どうも、そのような構造になっています。

これは、本当にすごいことで、私が見ている世界を、他の80億人が、それぞれ別の視点から観て、感じて、リアクションをとっている。そう考えただけでも、この世界の凄さ、人知を超えた宇宙の構造の凄さを感じます。

そんななかで、私の視点では、「できることとできないこと」が、明確になってきました。なれることと、なれないことも。その認識があるから、出逢う人のすべてに興味があり、尊重することができるのです。

ただ、ここで多様性のすべてを認めてしまうと、それは「違う」ということになります。だった、他人の考え方は「存在そのものは認め」としても「それに同意する」「共感するか」は、別問題だから。

社会には、「殺人鬼」もいるし「いじめっ子」もたくさんいます。新型コロナウィルスと戦ってくれる医療機関の人もいれば、彼らを差別してしまう人もいます。そう考える、差別をする気持ちは認めるとしても、少なくとも自分は、そんなことは絶対にしたくありませんし、してほしくないのです。

そこで重要なことは「逃げる」ということ。男らしいとか女らしいとかいう基準で、がちがちに考えるのではなく、動物は「危険を察知して逃げる」ことがなければ、食べられてしまう。だから、逃げることが大事なんです。

そしても大切なことがもう一つ。世界が、どんな上記用でも、それと向き合う自分が、この世界をどうみているかが、人生においては、とっても大切だと思うのです。悪い面もたくさんあり、逃げ出したいときもたくさんあるけれど、たとえば自分のできることとして「謎解きクロス®」を創造し、みんなに楽しんでもらうための「パズル小説®」を書き溜めるという、この一点が、私がこの世界に生きていることの「証」となっているのです。

私は、還暦をすぎてから、自分が何者で、世界をどのように見たらいいのか、それを確立できた気がしています。100年前に生まれていたら「遅すぎ」たのでしょうが、人生120年時代なら、まだ「折り返したばかり」なので、じっくりと、この世界を自分なりによく見て、その魅力を語るバズル小説®を、100作くらいは創造したいなぁと思っています。

2020年5月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

パズル小説®の地域活性効果

パズル小説®は、コロナショック後の地域活性の切り札として、登場することができます。なぜ、切り札となるのでしょうか。それは「三密」ではない形で、地域活性を実現することができるからです。

たとえば、観光地。人がたくさん来てくれることが、地域活性の「目的」でした。しかし、コロナショックは「人が集まりすぎてはいけない」と主張しています。適度に来て、楽しんで、地域の魅力にふれて地域のファンになってくれる。ただし、三密にはなってほしくない。コロナ対策を理解してくれる顧客にだけ、来てほしいのです。

それには、何よりもまず「三密」ではなくても、十分に楽しめる「仕掛け」が必要となります。たとえば、旅館でしたら、「外」の刊行資源や、歴史観、博物館、イベントなど「ライブ感覚」が必要なことは間違いありませんが、ちゃんと三密を意識した展開ができなければ、コロナショック後の世界で、認められることはありません。

直接、体験するのは「特別な時間」と「特別な(三密ではない)空間」に限定し、そこで、思う存分、といっても大騒ぎはせずに、体験していただき、その後、地域のパズル小説®を持ち帰って、たとえば自分の部屋にこもり、静かに、地域の魅力にふれるという、旅の形です。

これからは、イベントも「三密」ではない形で組み立てられます。これまでは密集していることが「素晴らしいライブ」だったのですが、これからは「ゆとりをもった空間で、静かに楽しむ」ことがブームとなるでしょう。

具体的には、たとえばパンダ。動物園でも、並んで、密集して並ぶところに「臨場感」をもっていましたが、これからは、ちゃんと予約して、三密を避けながら、それでもちゃんと家族でパンダを観ることができる形になります。

TDLも同様です。一日何万人の入場者という「数」で勝負してきたTDLは、お客様を並ばせて、お待たせしてしまうという現実に、実は、とても「申し訳ない」と感じていたはず。コロナショック後は、すべて三密のない状況で、それぞれ10分以内のアトラクション体験を提供することになります。

三密のないイベント? 大丈夫、TDLなら、全国に先駆けて、そんなにコストをかけずに転換することが可能でしょう。見本は、日本の寺院です。たとえば京都の銀閣寺も「入場制限」をして、静寂な時空間を、静かに体験することになります。体験型の旅行が中心になるのです。

清水寺も、一気に人が来て、その喧噪を「凄い」と感じていた人々が、本来の清水寺の静粛な美を楽しむようになります。その代わり、そこそこに「高い」です。でも、特別な体験ができるので、観光客の満足度は、とても高くなるでしょう。それが、これからの時代のライブとなるのです。

ライブハウスは、事前に「検査」した人以外は、参加できなくなります。今でいうディナーショーのような形で、三密を避けながら、体験するライブが人気となるでしょう。その模様は、もちろんユーチューブに、少したってから配信されます。だから、一般の人は、何が行われているか、ちゃんと情報として体験できます。しかし、本物のライブは、5万円くらいでてんかいするでしょう。

コロナショック後は、そんな時代になりますので、自宅に帰ってから、もう一度「楽しむ」仕掛けが必要となります。そこでパズル小説®の出番となります。パズル小説®は、ただのパンフレットではなく、主体的にかかわらないと、謎がとけません。今までは「ジフン」に支配され、大量生産、大量消費の、効率重視のマスコミ主導型なので、パズル小説®の「じっくりとりくまないていけない」世界を、面倒と感じてしまっていました。

でも、これからは「すぐに解けない問題」こそ、時間の質を変える、重要なツールとなって、珍重される時代になります。

間違いなく、パズル小説®は、コロナショックを追い風として、ブレイクしていくでしょう。みなさん、ぜひ「私は、まだ誰も知らなかった時代からパズル小説に注目していた」という人になってください。

これからも、よろしくお願いいたします。

2020年5月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

パズル小説®作家は、職人である

子どものころ、野球選手や弁護士や、コックやミュージシャンなど、みんないろいろな職業に憧れました。私は、7歳で「詩人」を目指し、15歳で理論物理学者。18歳から小説家を志したのですが、ちゃんと青春期を過ごして、挫折。29歳でサラリーマンになりました。それでも、ものを作りたいという情熱は衰えることなく、40歳でビジネス書の執筆に入り、50歳から週末作家としての創作を続けました。還暦を迎えて、こと創作に関しては「謎解きクロス®」を使ったミステリーに限定されていき、64歳にしてパズル小説家®となったのです。

そんなわけで今、私が目指すところは、世にいる陶芸家が、ひたすら陶芸の技術を磨き、作品を作り続けるように、画家がひたすら、絵を描き続けるように、ものづくりの道を、ひたすら、歩き続けることになります。ジャンルは、パズル小説®です。幸いなことに、まだ誰も第二のパズル小説®作家になりたいという方がおられないので、ひたすら、問題を作り続けることになります。

目標は、人間国宝。これは冗談としても、私は、パズル小説®で「職人」になり、道を究めたいと願っています。

2020年5月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

パズル小説®の創造と普及で人間国宝となる?

そんな、夢を見ました。一体、どこから、そんな願いを持ったのでしょうか。それでも、夢から覚めてみると、まんざらでもありません。これから、20年努力すれば、全国で、地域の魅力を伝えるパズル小説を、当たり前のように発刊している現実がめぐってくれば、その中心にいる私の技術に対して、人間国宝というご褒美をくれても、バチは当たらない?

ちょっと、仕事しすぎかしらん。夜中に企画執筆をするもので、昼間には一度、明るい光に包まれて、爆睡するのですが、眠りが浅くなると、夢見がち。

明日もまた、同じ夢をみたいです。そしてふわ年間、ずっと夢をおいかけて、気が付くと人間国宝になっている自分がいて。そんな人生が、ありますように。

2020年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

パズル小説®をGoogle検索してみました

Googleで検索してみました。以下、まずは結果の報告となります。

謎解きクロス 2520000件

パズル小説  44400000件

廣川州伸   50700件

謎解きクロス パズル小説 404000件

謎解きクロス パズル小説 廣川州伸 18200件

実は、この数字、とても重要です。謎解きクロスは、「謎解きクロス」そのものが検索ででてきますが、「パズル小説」は、まだ「パズル」と「小説」でGoogleが検索している形です。だから、4440万件と、とんでもない数になるのです。いずれ、この数字が「謎解きクロス」のように数百万件となったら、「パズル」と「小説」ではなく、「パズル小説」として、ちゃんと検索されたということです。たぶん、来年には、そうなっているでしょう。

みなさん、ぜひブログなどで「謎解きクロス®」と「パズル小説」をセットで記述してください。すると、どんどんGoogle検索が学習して、「パズル小説®」単独で、検索できるように進化するでしよう。

楽しみにしています。

2020年4月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

ただ、ひたむきに~パズル小説®に取り組む

人生、あと何日、残っているのでしょう。それは、誰にもわからないこと。しかし、今、していることが、どこかで未来につながっていることだけは、知っています。過去を振り返れば、ああ、あのときに頑張っていた自分が、今につながっているのだなぁと、発見できるからです。

人生は「偶然の出会い」に満ちていますが、それまで何をしてきたかによって、その瞬間に、何に反応するのかが変わってきます。出逢いも、同じです。自分も、そして相手も「あれ? この人に逢うために、いろいろ行動してきたのか」と、逢った瞬間から感じる出逢いもありました。

ひょっとしたら、未来が、こうなるかなぁと、その場では妄想ぎみだとは思うのですが、それでも、きっと一緒に何かできると信じられるくらいに、自信が湧き出てきました。そして、同じことが、これからも起きると、私は信じているのです。どこかに、私との出逢いを待っている人がいるはずです。

そのために、私は、ただひたすら、謎解きクロス®の問題を考え、テーマをみつけては、誰にもまだ頼まれていないのに、勝手にパズル小説®にしていきます。これ、慣れてきたので、創作時間はだいぶ短縮されてきましたが、それでも謎解きクロス®7×7のパズル小説なら3日間、謎解きクロス®9×9のパズル小説®なら10日間がかかります。

というのも、現在、書いているパズル小説®が売れているわけではないので、創作は週末や真夜中に集中させているからです。本日のような「旗日」なら、堂々と、朝からパズル小説®の執筆にあたることができるのですが。現在、7月からスタートする(といいなぁ)という計画で、怒涛のパズル小説15冊の創作スタートを待っているところ。

声がかかるまで、ただひたすら、準備を続けます。

2020年4月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

パズル小説®で脳トレを

パズル小説®は、とくにエビデンスはないのですが、ものがたり性のある文章は「右脳」を刺激し、謎解きクロス®のパズルは、根気よく解けば「左脳」を刺激してくれます。この、右脳と左脳の両方を、ほどよく刺激してくれるツールは、なかなか少ないと思われます。

だからGWは、パズル小説®で脳トレにチャレンジ。もっともチャレンジといっても、無理矢理する必要はありません。ミステリー小説が好き、本を読むのが好き、謎解きが好き。かかわり方は、いろいろありますが、何よりも「楽しそう」と思えたら、ノリでしょう。

ぜひ、ぜひ、お楽しみください。

ところで、いずれ過去の「パズル小説®セット」を販売しようと思っています。これまでの作品を集めて、20作くらい集めて、3000円(送料込み)で。なんだか、売れそうな気がしているのは、私だけでしょうか。コロナショックの時代は、みんなが少しずつ、お金を出し合って、支え合うことが大切。

10万円を政府からもらうことを心待ちにするより、20冊を組み合わせたの「パズル小説®商標登録記念セット」を50セット販売して、みなさんの楽しんで、脳トレしてもらったほうが、はるかにポジティブ。

今年のGWはできなかったけれども、来年は、セット販売しようと思います。

2020年4月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

コロナが教えてくれること

パズル小説®と菜根譚をつなぎ、人生について、コロナショックを逆手にとって、考えるという技術を、今、磨いています。というのも、私には、このコロナウィルスが、生命の星地球で、人類が、「このまま、生態系のトップに君臨させるわけにはいかない」という、何かの意思表示ではないかと、そんな気がしてならないからです。

世界をどうみるかによって、私たちの人生は、豊かにもなり、また批判ばかりで、つまらないものにもなり下がります。せっかく、美しい自然があるのに、いい風が吹いているのに、それを感じられないまま、自宅にこもっている私たち。そこから、何も学ぶことができないとしたら、人類は、とても生態系のトップとして生きるしかくはない、そんな気がしてなりまらせん。

具体的には、2月ころに感じていたのですが、新型コロナの「戦略」が、人間の身体に染み入って、そこで繁殖し、なるべく多く、自身の複製を広めようとするわけですが、新型コロナの側からみて「役割を終えた人間」には「死」を与えて、新型コロナウィルスも、一緒に死んでしまうわけですが、そのときには、すでに自身の複製が他の人間を介して拡散しているわけです。

その感染を広げるプロセスで、新型コロナウィルスは「なんでもない人間」を用意しました。本人は、病気の兆候がないので、日常的な生活を続けていける。そのことで、どんどん広がっていくわけです。この、忍者のような、「自分は大丈夫です」という顔をさせる戦略をとれるところが、考えさせるポイントです。

怪しくないのです。ふつうなのです。病気に見えないのです。私たち人間は、こういうものについて、弱い。たとえば、ぞナビのようになってくれたら、すぐに「大変だ」と用心できるのですが、何げない顔で、当たり前のように生活をしている「感染者」をつくることが、新型コロナウィルスの「ずるがしこい」戦略になっています。

人類に問われているのは「想像力」です。目の前にある「病気になったら大変だ」という表層的な世界でわかることから一歩出て、誰でも、感染するかもしれないし、病状がでてないまま感染させている人もいるという事実せを「恐ろしい」と感じ取れる想像力。これは、たとえば地球温暖化の原因が二酸化炭素の過度な排出だとわかったときに、100年後の地球の状態を創造して、人類の一人ひとりが、自分のできる行動がとれるのか、人類は、そういう生物なのかというところが、今、問われているのです。

たとえば、新型コロナウィルスと戦っている医療チームの家族をバッシングするとか、流通を支えているドライバーに、兵器で消毒薬をプシュッとかけてしまう「とんでもないアホ」たちがいるわけで、その頭の悪さ、想像力の欠如、自分の行動が社会にどのような影響を及ぼすのか、創造できない度量の狭さを耳にすると、人類は、危ないと感じることになります。

私たち晩類に、生態系のトップに居続けられる「創造力」が、備わっていれば、やがて、コロナショックは、静かに、収束していくことでしょう。ところが「自分だけよければ、他人のことなんて知らない」という利己的な遺伝子の権化のような、あさはかな人々が二割くらいいるとしたら、人類、危ないかもしれません。

残りの八割で、他人の幸せを自分のことのように思える「想像力」を発揮して、新型コロナウィルスに対抗したいところです。

78億分の1の意見ですが、祈りをこめて。パズル小説®作家として、これから社会に出ていく者として、ひとこと、書かせていただきました。このテーマで「大人のための寓話」を、作ってみらうと思います。

みなさん、お元気で。

2020年4月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

GWはパズル小説®で脳トレを

いよいよ、大型連休がスタートしました。東京オリンピックを延期におしやった新型コロナウィルスにより、緊急事態宣言の渦中にある東京で、私はパズル小説の大作の企画を2本、仕上げるつもりです。

一つは、「そして誰も死ななかった」というタイトルのパズル小説®。もちろん、アガサ・クリスティの不朽の名作「そして誰もいなくなった」のパロディです。ストーリーは、21世紀の、とある孤島。10人の「容疑者」が集まるのですが、次々と起こる殺人事件。ここで、永年、謎解きクロス®を支援してくれたみなさんは「あれ? 地域活性のミステリーウォークでは、ミステリーなのに誰も死なないのが売りだったのでは? パズル小説も、エロ黒禁止だったのでは?」という疑問がでてくるかもしれません。

大丈夫。「そして誰もしななかった」という題名の通り、殺人事件のようなものが起きるだけで、誰かが虐殺されたり、毒殺されたりすることはないので、謎解きクロスを解きながら、親子のコミュニケーションができるのです。来年のGWには、もちろん新型コロナウィルスの騒ぎは収まって、医療従事者のみなさんも、のんびりとライブを楽しんでいると思いますが、どうしても外出できない必もいるはず。ぜひぜひ、このパズル小説®「そして誰も死ななかった」をお読みください。

もう一つの企画は、菜根譚の意訳を、パズル小説の形で進めることです。過去、夏目漱石「こころ」や、江戸川乱歩の「怪人二十面相」のパズル小説化にチャレンジして、ノウハウを蓄積してきました。この菜根譚は「小説」ではありませんが、これからの時代に必要な考え方、人生のとらえかたを、「教訓」という堅苦しい文章ではなく、やさしい「意訳」で、しかも謎解きクロス®を使って、パズル小説®化しようという、もちろん日本初、世界初の試みです。

パズル小説®や謎解きクロス®の商標をもつということは、このように、自分の思い通りに、新しいコンテンツを生み出すことができること、しかも誰からも「その言葉はつかえない」という指摘がこないという、とても自由度のある、すがすがしい気持ちで、総督を進めることができること。ここで、もう一度、確認させていただきますが、私の商標登録は、これで利益を独占しようというものではありません。誰かから「商標使用料を払いなさい」と言われることを防ぐための、自己防衛のための取得です。

謎解きクロス®も、パズル小説®も、どんどん露出して、みんなで盛り上げていただきたい。その気持ちは、パズル小説®が登録商標となった今も変わることはありません。ご安心ください。

私の場合は、せっせと企画づくりに取り組みますが、みなさん、ぜひ、このGWは「編み物・読書・パズル」のうちの2つをみたすパズル小説®を、お楽しみください。

2020年4月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

やがてどん底におちる自分にもエールを届けたい

パズル小説®を考えているときが、一番幸せな私は、自粛で、一日中、事務所におこもりしていると、何とも幸せな気持ちになってきます。ランナーズハイならぬ、カンヅメ状態ハイの状態。そして、疲れたときに、想い出しました。40代の働き盛りでは、一日24時間中の18時間を机に向かって、半分はワープロを打ち、半分は考えながらメモ用紙に殴り書きをしていたのですが、体が、ちっとも痛くありませんでした。

ところが、50代になってから、少しずつ、身体がカチカチになって、24時間中12時間しか書けなくなり、60代になると、さらに半分。6時間ほどしか、真剣に仕事をすることができなくなっています。たまたま、締め切りなどで、どうしても12時間くらい、コンを詰める必要がでてくると、身体はコチンコチン。ほぐれるまで何時間、いや何日もかかる始末。

そして、2~3年前から、本を集中的に読める時間が、かつては5~6時間、ずっと読んでいられたのに、ふと気づくと、10分しかもたず、目が疲れてしまいます。その時間が、だんだん短くなっていき、ここ数ヶ月では、5分くらい本を読んでいると、もうダメ。気が散るのでも、集中力が衰えたのではなく、「目」が疲れているのだと、うすうす感じてはいたのですが、やっぱり、これでは仕事にならないと思い立ち、既納、眼科の検診を受けました。

すると、大変なことがわかりました。先生、曰く。決して、ほめていませんよ。私たち眼科医の立場からは、信じられないくらい、あ。失礼な言い方ですみませんが、愚かな選択を続けていらしたと思います。たとえていえば、椅子というものがあるにに、ずっと、中腰で、空気椅子に座ったまま仕事をしている。確かに、そうやって、若いころは1時間でも集中できたかもしれませんが、今は、ねう無理。1分も、椅子に座らないで力を入れていたら、委託なって当然です。

ふつうは、50歳くらいで気づいて、眼科の診察を受け。老眼鏡を作ります。いままで、老眼鏡をつくらずに、しかも本を読んで、ものを書く仕事をしてこられた。根性が続くのは、せいぜい40代。あなたの場合は、乱視も入っていますから、目に力を入れっぱなしにして、近くをみないと文字が読めません。ずっと、その状態できたわけですが、還暦を超えたら、若いころの10分の1の筋力しかないと思ってください。もう、昔のように、本を読み続けることはできません。10時間、続けて読めた人でも、1時間が限界なんです。

どうしたらいいか。答えは、みんな知っています。まず、老眼鏡を作りましょう。それでなれたら、最終的には遠近両用の、しっかりした眼鏡を作りましょう。そうしたら、まだ水晶体は大丈夫ですから、あと10年は、ちゃんと仕事ができるはず。あ、わかりますよ。あなたの場合、遠くのものが、とてもよく目得ています。そういう目なんです。しかいし、近くのものは、見えていません。だから、目に力を入れて、近くのものを見るときには、相当、疲れたはず。仕事をしなければ、眼老眼鏡は要りませんが、もう、椅子に座ってもいい年代でしょう?

かくして私は、物書きとして最悪の「見えない」「読めない」というどん底生活に落ちることになっていたのだが、老眼鏡を作ることで、かろうじて、踏みとどまることになりそうです。よかった。これで、パズル小説®をたくさん作ることができます。メガネは、心のスーツですね。

みなさんも、お元気で。

2020年4月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster