本年最後の講演に行きます

明日は、伊豆下田の商工会議所で、2024年ラストの講演が入っている。たまたま、今、新たなテーマのコンサル系ジョブが入って、頭の中が熱くなっているので、身体を壊さないように用心しながら過ごしている。

ついつい、無理をする体質。困ったものだ。全身がぴくぴくしながらも、仕事が止められない。原稿を書き、NFT作品を額縁に入れて、きたるべき日のために、準備を続けている。

その講演だが、観光業DXがテーマ。今年、講演は4回できたことになる。来年は、14回くらいできるといいなぁと思っている。やはり、現金のいただける講演は、ありがたい。

なんだか、いいことがたくさんありそうな、年の瀬。

2024年12月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

八雲堂書店、快挙!

東横線の都立大駅にある八雲堂書店。いきなり大吉くじプロジェクトの資料を贈りつけてしまった、地域の書店さん。賽は投げられたので、あとは返事をいただけるまで待つしかなかった。

そして、メールが届いた。

社員のほとんどが「スルーすべき」との意見だったが、私は、一度会ってみようと思った、とのこと。2年前に撮影されたユーチューブでは「専務」だっていたが、今は「社長」となっていた。

社長が逢いたいといってくれるのだから八雲堂書店は生き残った。素晴らしい快挙である。私は、コンサルもしながら、八雲堂書店を唯一無二の「特別な書店」になってもらうべく動き始める。

12月は繁忙期で時間がとれないが、来年になったら、会えるとのこと。本来なら、正月の初売りに「大吉くじ あります」のノボリ旗を掲げて八雲堂書店大吉くじプロジェクトを始めたかったが、あわてることはない。

来春、じっくり説明して、都立大学駅にある小さな街の書店が、全国からも注目され、「八雲堂詣で」が生まれるように、仕掛けていくことになる。

一年後、凄いことになっている。

伊豆下田では、12月19日に、商工会議所で観光DXの講演を予定している。ここでも、大吉くじプロジェクトが動き始める。私の見立てが正しかったことが、あちこちで証明されることになる。

まず、下仁田町で800個配られ、信州上田の謎解き散歩で400個。一年後に、信州上田で600個配布され、先日、下仁田町で2000個が配布された。

来年の1月19日の下仁田青空市では1400個、配布されることになる。一人の手では、そろそろ限界があるが、それでも私は10000個の作成、配布を目指して、制作を続けている。

その流れのなかに、来年、八雲堂書店が加わる、かもしれない。

この「かもしれない」という部分は、実は、けっこう重要。これからの展開は、私しか、まだ知らない。

かつて、2009年7月に伊豆下田にプレゼンにいったとき、10年後にミステリーウォークが全国500ヶ所以上で展開されていることを私は「知っていた」けれど、誰も理解していなかった。

同じように、10年後、全国の書店の500ヶ所で「大吉くじ」が配布されている。

出発点は、八雲堂書店、なのかもしれない。万歳。

2024年12月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

50年前

私と今の若者との相違点は、たくさんかる。なかでも大きいのが、50年前を知っているか、どうか、だと気が付いた。私の記憶の中には、確かに50年前の出来事が、こびりついている。

その頃の作品は、赤面ものではあるものの、残っている。それゆえ、未来をみる「幅」が、50年前を知らない若者と違っている。その良し悪しはあるものの、決定的な違いだ。

私が二十歳のとき、私は、その事実を知ってはいたが「実感」できなかった。そして、50年以上、生きてきた先輩たちの言葉を抹殺していたように思えている。

言葉というよりも、そもそも、50歳以上の人々の存在そのものが、二十歳の私には「年寄り」として抹殺されて、みえていた。私が観ていたのは、せいぜい四十代までの男女だった。

おそらく、今の若者たちも、似たようなものではないか。

そして私は今、大吉くじプロジェクトを普及させようとしているものの、「なしのつぶて」攻撃に遭って、少し焦っている。このまま、社会に埋もれてしまうのかもしれない。

だれも気づかないまま、十年後に、注目されるのかもしれない。

前は、それでも「いい」と思っていた。しかし、そんなことを言う余裕はない。それが、来年70歳を迎える私の実感。

私の50年前の時間が、あのころに貯めた人生の時間が、これから生きるかどうか。生きる前に、死んでしまうのか、どうか。いずれにせよ、私は、また画家になろうとしている。

2024年12月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

まだ終われない

毎日、想っています。まだ、終われない、と。

だから、誰に強要されるわけでもなく、ひたすら大吉くじを折り続けています。そこで発見したことの一つに、職人は、幸せなんだということです。

仕事でも、こつこつと何かを組み立てたり、作ったりするのは、本当に、幸せです。

私が、ときどき思い出す光景。

15年ほど前になりますか。いすみ鉄道に取材に行くと、あの有名な社長が事務室で、一所懸命に店頭販売の鉄道グッズを組み立てていたのです。

取材は、ここでいいですか?

社長が、手を動かしながら、取材に応じるというのです。こんな社長、あまりみたことがありませんが、とっても幸せそうな、大黒様のような笑顔でした。

これが、鳥塚さんの強みです。マスコミで経営革新の寵児とあがめられていた彼自身が、自分の思いついた企画で乗務員の貴重な時間を奪っては申し訳ないと、自分で1000個を組み立てる。

もちろん、自分の仕事に専念しているスタッフは、手伝おうともしません。それは、決して「冷たい」というのでばなく、企画を言い出して、成功させたい本人が組み立てる、そこがいい。

講演でも、よく、その話をさせていただきました。だって、長井フラワー線の社長も、自分で考えた企画を自分で発注し、イラストも描き、組み立てていたからです。

できる中小企業の社長には、例外なく、そんなようなことがあります。そして手作業をしているときに、みんな幸せそうな顔をしている。やらされ仕事ではないからです。

そんなことを思い出しながら、週末は、せっせと大吉くじを折り続けている私です。

もちろん、明日からは、しっかりコンサル系の仕事をします。どちらも、大切な仕事であり、楽しくて仕方ないから。

2024年12月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

八雲堂書店

さきほど、東横線の都立大学駅から徒歩1分にある街の本屋さんに、謎解きクロスとパズル小説、大吉くじプロジェクトとNFT販売の資料を作成し、自分の著書8冊ほどを添えて、宅配便で贈った。

これまで、京都祇園の料亭、ANA元会長、銀座の高級クラブのママ5人、最近ではワタミの渡邊会長と、大吉くじセットを贈っているが、返事をいただき、支援してくれたのはANA元会長の篠辺さんのみ。

なかなか厳しい現実があるものの、一方で、下仁田町では商工会と中之嶽神社の支援を得て大成功を収めるなど、大吉くじプロジェクトは確実に成長に向かって動きだしている。

もし、私が発案者でなければ、こんな素晴らしいプロジェクトは、ほっておかない。公私ともに全面サポートして、ヒット商品に押し上げるように努めることだろう。

しかし、料亭も銀座のクラブも、ワタミ会長も、なしのつぶて。

もう。二度と係ることはないだろう。ワタミのブランド戦略に、少し寄与したこともある私だが、残念ながら、縁がなかった。そういうものなのだろう。

来年、八雲堂書店前で「大吉くじ あります」のノボリ旗が立てば、書店の未来は明るい。立っていなければ、いずれ、都立大から書店は姿を消すことになる。

私は、経営陣が「わかっている」と期待している。

有名になってから「大吉くじを活用したい」とオファーをしても、手遅れなのである。円がなかったと、あきらめていただこう。逆に「唯一無二の書店になりたい」という気概があれば、未来は乗り切れる。

いずれにしても、賽は投げられた。

2024年11月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

深さと浅さの違い

私は、どうもAIが生成する人間の画像に、なじむことができない。この世のものとは思われない、違和感を感じてしまう。カメラマンの写真はOKだが、その写真を活用して合成された作品には、何となく違和感がある。

言い方は、難しいが、とくに女性や子どもの場合、AIの画像は「キモイ」のである。笑顔が、おかしい。具体的には言えないものの、ぞくっとする。怖い。なぜかと、ずっと考えていたが、最近、少しわかってきた。

きれいだけれど、浅いのである。表層しか、見えない。その向こうにある、人生もない。たとえば、ピカソの絵は凄いと感じるが、レジュの絵は表層的に見えてしまう、そんなことになる。

ド・ラ・フレネーやニコラ・ド・スタレーも、ずって観ていられる。ジュルジュ・ルオーやレンブラント、コロー、もちろんゴッホやセザンヌ、みんな素晴らしいと感じている。その感性ゆえか、AIのビジュアルに違和感がある。

これは、おそらく、「違和感のある人と、ない人」がいるという世界。もともと脳の機能が、遺伝や生誕のときのDNA配列、その後の生育環境によるDNAスイッチのオン・オフの関係で、一人ひとり異なることからきている。

だから、誰がいいとか悪いとか、正解か間違いかという単純な問題ではない、もともと、CGのアニメに強い違和感があったので、その延長で、AI芸術があるのかもしれない。

なぜ、こんなことを考えているかというと、実はギャラリーを借りて、自分の作品を展示・販売しようと思っているからだ。ひょっとしたら、100人いたら数人は、お金を出して、私の絵を買ってくれるような気がしている。

1点5000円のハガキ絵。これが、売れるかどうか、楽しみ。1000枚のハガキ絵ができたら、ギャラリーを借りたい。それは、大吉くじのプロモーションことかを検証する場でもある。

2024年11月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

11.23 勤労感謝2000札、配布

下仁田ネギ祭りでは、下仁田町商工会ブースにおいて、大吉くじ2000札が配布された。配ったのは、私と商工会の事務局長なので、掛値なく、わずか5時間で、みなさんの手元に届けられたことになる。

もちろん、「いかがですか」と勧めたのは私と局長だが、受け取らない人もいる。

そのなかで、私の感触としては、「何、これ」「大吉くじ、です」「へぇ、くじなの」となり、用意した箱には「1回引いて」とあるので、引こうとする。そのときに、すかさず「どうぞ。みんな大吉ですから」となる。

ここで半数以上の人が「えー、大吉」と、吹き出したり、ニッコリしたり、大笑いして「わー、凄いじゃない」となった。しかも、迷っていた人も「ラッキー」として、楽しんでいる。

その笑顔に、こちらもほっこりして「安心して、引いてください」というと、みんな、大喜びしていた。「中を見て、大吉ビンゴの数字をみつけて「何かもらえるの」と聞く人も、10人に一人はいた。

そんな人には「何ももらえないんですが、みんな大吉なので、みんなラッキーになります」というと、ここでまた笑顔になり「いいね。ありがとう」と、大切そうにしまっている。

100にに一人か二人「えー。全部大吉だったら意味ないじゃん」と言われたが、私は「お守りです。縁起物で、お祓いもされています」というと、納得されていた。

写真をとるヒマもないまま、朝10時から15時までの5時間、配布しつづけた。商工会の局長も「こんなに人気となったとは、事件です」と、感動してくれた様子。

実は、スタッフも、これまで「効果は未知数」と、様子見、トライアルの面もあった。しかし、私は知っていた。大吉くじのコンテンツにふれた人々が、けっこう大切に、大吉くじを扱っていたことを。

2000札を配り終えてから、広い会場を歩いて回った。もし、地面に大吉くじが落ちていたら、拾うためだ。ところが、私がみた限り、一札も落ちていなかった。やっぱり、ちょっと「畏れ多い」のだろう。

おみくじに興味がなければ、最初から引かない。「お祓いされている」というと、100人中99人は「凄い」というけれど、一人は「あ、じゃあ要らない」となる。神社がお嫌いな人か、宗教上の問題か。

いずれにせよ、謎解きクロスファンは2割、パズル小説ファンは5%という感触だったが、大吉くじと組み合わせることで、私のプロジェクトは、新たなフェーズを迎えることとなった。

あとは来年、NFTを販売するプロセスを加えること。楽しみだなぁ。

2024年11月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

未来は、平等にやってくる

来年の4月、新たな社会人600名のみなさんに、講演させていただく機会があるかもしれない。まだ企画段階だが、廣川州伸の話を聞かせたいという、奇特なプランナーさんがいる。

ありがたいことだ。決定は来年の2月だが、私は、来年の四月に間に合うように、新社会人に向けた本の執筆を考えている。もう、企画が決まったものとして、準備するのが、私のジョブスタイルだから。

来年、70歳になる老兵が、20歳前後の若者に、何を語るか。50年も経験の差がある若者の心に、何を遺せるのか。それを考えることは、何と楽しいことなのか。

古くて手垢のついた発想だが、「70年生きてきた私が、タイムマシンで20歳の自分に会いに行けたら、何を語りたいか。大丈夫、あと50年は生きられると伝えられるだけで凄いことで、人生が変わるかもしれない。

しかし、もっと大事なことも、いくつかある。その一つが、すべての人は「今=現在」しか生きられないという事実だろう。どんなに望んでも、過去にもいけないし、未来にもいけない。

この「現在しか生きられない」というシバリは、絶対である。ということは、どんなに経験を積んでも、今しか生きられないという点で、未来は平等。すべての人は、明日に向かって、同じ直線に乗っている。

だから、どんな人生を送るべきか、決まってくる部分がある。

今から楽しみではあるが、私は今日も、自分が現在できることを、精一杯、やることに専念する。出し惜しみなく、行動する。だって、明日は、ないのかもしれないから。

2024年11月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

「くじ」と「みくじ」の差

「大吉くじ」は、登録商標です。2023年3月3日時点では、ネットのどこにも、またメディアの記事にも「大吉くじ」という言葉はなく、プロモーションなどでの独占的使用権(商標)が、特許庁から認められています。

 ところで、2023年5月に、2023年正月に、名古屋で「大吉みくじ」というものが制作され、配布された。好評なので、今後も続ける旨の記事が出てきました。同じようなことを考える人は、いるものです。

 ただ、ちょっと気になったのは「大吉くじ」の構造、すなわち、そこで制作される「大吉みくじ」が、形容詞が異なる「大吉」というところ。私の企画書そのままのような文章で、みんな大吉というアイデアの背景を語っているところ。

 まあ、そういうこともあるでしょう。そこにあるコンセプトは、私が考えて好評していたものと、ほとんど変わりません。

 実は「企画」には著作権がないので、誰がパクッてもいい。社会がよくなけば、地域が活性化すれば、企画はパクリでかまわない。それゆえに、著作にして著作権を発生させたり、商標登録をしておく。

すると、少なくとも私は、「大吉くじ」のネーミングを安心して使える。この大吉くじの商標ライセンス料でボロ儲けするつもりはなく、むしろ逆で、名古屋のような事例が、たくさんでてほしいと思っています。

で、それはいいとして、「大吉くじ」と「大吉みくじ」は、何が違うのかという問題あります。

「くじ」は、たくさんのものから「当り」などを引き当てる「抽選」の意味になりますが、「みくじ」は「御籤」ともかきますが「神籤」すなわち「神」の意思を示す「籤」になり、神社などでは、そこに「御」というていねいな言葉をつけて「おみくじ」としている。

私は、「大吉くじ」でワンセットで商標登録をしているので、今後も「大吉みくじ」も「大吉おみくじ」も展開するつもりはない。

全国のマーケッターのみなさん、決して「パクリはNG」と、商標の利用禁止訴訟などおこすつもりはさらさらないので、どんどん「大吉くじ」を流行らせていただきたい。

2024年11月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

埋もれていく不安

毎日、少しずつ大吉くじを作っている。おえそらく、金の鈴付きのプレミアム大吉くじが、2000札くらい、事務所に山積みになっている。

六畳ワンルームの事務所での存在感は大きい。

また、自作の「ハガキ絵」も、オリジナルは30点ほどだと思うが、NFTにして額に知れたものが、400点ほどあると思う。

いずれも、顧客に頼まれた商品ではない。

パンフレットも、たくさんある。ただ、もっと先にやりたいことが山積しているので、それができるまで、Amazonでの大吉くじの販売はない。

また、NFTも、条件は整えているものの、まだバーコード化したり、市場に出したりはしていない。これからなのである。

今、また持病の急性大動脈解離が起きれば、今度は間違いなく「九死に一生を得ることができなかった」となり、恐怖のブラックホールにおちていく。

そのとき、きっと大吉くじも、ハガキ絵も「何で、こんなことに情熱をもってとりくんでいたのかなぁ」と、あきれられ、廃棄されることだろう。

後継者も、配布してくれる仲間も、今はいない。

ただ、7人が、サポートしてくれている。それを励みに、日々、大吉くじを折り続けている。

2024年11月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster