おかげさまで、新プロジェクトを発見しました

「渋谷謎解き街歩き」のミステリー小冊子を書かせていただき、一つ、わかったことがあります。前にも書きましたが、謎解きクロスによるミステリーウォークは「運営」が大変なんです。

そのため、さまざまなチャンスがあったにもかかわらず、まだ、全国に普及させるドリームが、成功していません。

たとえば、JTBさん。沖縄まで行き、企画を練りました。

たとえば近畿日本ツーリストさん。古代文字ミステリーウォークでは旅カレ日本一となったにもかかわらず、次の展開につながりませんでした。

たとえば松本。須坂。鉄道も同じでしょう。

もし、そのお誘いのときに「運営」の壁を取り払う発想があれば、展開は違っていたのかもしれません。

渋谷謎解き街歩きでは、その「運営」の負荷を、可能な限り、なくすというミッションで作りました。

実は、スタートでは、印刷会社との交渉があって、私が渋谷に行けないというアクシデントがあり、運営スタッフのみなさまには、大変、ご迷惑&ご心配をおかけしてしまったのです。

でも、さすがのプロで、いわゆる神対応をしてもらって、無事にスタートしてもらってからは、予定通りに進んでくれました。

そこで、わかったのです。

これから、ミステリー小冊子は、地域のみなさんを主人公にした、地域の魅力を伝えて、街歩きの「案内」をする役割になるかと。そこに謎解きクロスをからめさせていただき、参加者を増やす方向です。

地域のみなさんに負担をかけることなく、地域の魅力を、楽しく伝えるミステリー小冊子。実際に、歩くときの参考になるものの、地域のみなさんに無理やり何かヒントを掲示してもらったり、「おもてなし」をお願いすることはしません。

それでも、地域のみなさんの声の反映ができ魅力が伝われば、その地域のファンづくりに貢献できるはず。

全国の、いろいろな街で、その町を紹介しながら、謎解きができるミステリー小冊子が、それぞれ作られるとしたら、どうでしょう。

全国、どこかで必ず、配布されている世界。ミステリー小冊子は、そのような使い方をされることができます。そのためのコンテンツも、定まってきました。

ワンパターンでいいのです。地域の顔となる「容疑者」が5人。うち、地域を活性化する「真犯人」が一人。

解答@ルパンが盗もうとしている地域の魅力は、ミステリー小冊子で100人以上の解答が寄せられなければ、失われてしまう。それを阻止するには、地域を歩いて、魅力を見つめ直すしかありません。

そんなミステリー小冊子。

友人の喜田さんも、楽しんでくれました。

全国、どこにいっても、どこかでやっている謎解きクロス。

2020年には、実現していたいです。

 

 

 

 

 

どこに行く? 謎解きクロス

謎解きクロスの効用は、近い将来、脳科学者によって解明されると思っています。

謎があるから、考える。考えるから、AIとは別の知恵が身に付く。だから、囲碁や将棋でAIにかなわなくなったとしても、別のモノサシでみれば、そこにある「人間ドラマ」に惹かれて、囲碁将棋ファンは減らないと、私は思っています。

ですから、ミステリーファンが減らないように、読書をする人が減らないように、謎解きクロスのターゲットも、極端に減ることはないでしょう。

そこにあるのは「人間は考える葦である」というパスカルの言葉と、「我思う、ゆえに我あり」というデカルトの言葉。

私たちは、現代社会において「瞬発力」が求められています。これは、テレビの影響が大きいと思うのですが、何か減少があったら、即刻、反応しなければいけません。そこに「思考」もなく、考える姿勢もありません。

人生とは何か。

生きるとは、どういうことなのか。愛とは何か。愛することは、なぜ、私たちを幸せにできるのか。

そういうことを考えなければ、私たちは生きていることの意味のようなもののなかの多くを、失ってしまうと思うのです。

街を歩く。

クルマで通り過ぎるような街を、歩く。それも、のんびりと、時間を使って、よりみちをしながら、歩く。

考えながら、歩く。

人間は、歩くことで脳が活性化されて、いろいろなアイデアが浮かんできます。そういうふうに、できているのです。

だから、理由はなんでもいいのですが、街を歩く時間を「無駄」と思う必要はありません。

考えることは、感じることと表裏一体。

瞬発力で行動している人は、私は、感性が鈍っていくと思っています。本当の感動は、瞬間では足りません。じわじわと、心の底から、しみてくる感動も、あります。

夕陽をみて、感じたこと。「わぁ、きれい」

でも、5分くらいみていて、さらに感じることもあります。それは「きれい」という表層的なよろこびを超えたところに、あるものです。

人生は、瞬発力だけでなりたっているのではありません。

「うさぎ」と「かめ」

「瞬発力」と「持続力」

「刹那」と「永劫」

「単発」と「持続」

どちらも、必要なことですが、そして互いに関係があることも事実でしょうが、その「クオリティ」は異なっています。

瞬発力を、いくら高めても、持久力はつきません。別の筋肉が必要なんですね。

刹那のよろこびを、いくら積み重ねても、永劫のよろこびには届きません。

単発の連続が、持続ではないのです。単発は、あくまでも単発。各駅停車と急行は、似ていますが、各駅停車と「特急」は、車両の構造そのものが異なっています。

そんなことを、考えるのもまた、街歩きの楽しさです。

みなさん、10月21日で、渋谷謎解き街歩きは終了します。

ぜひ、お楽しみください。

 

 

謎解きクロスは、哲学への道

そんなことを、考えていました。

群馬県の、とある村から地域おこしのオファーがあります。うれしい話で、全国の、多数いる地域プロデューサーの中から、コンサルタントとして廣川を選択した、その先見の明に、感謝しているのですが、実践の場をいただくことは、とてもありがたいのです。

私の進める地域活性化と、著名なコンサル会社、ならびに著名な地域活性化の大先生との違いは、マーケティング力につきます。マーケティングの思考を、哲学のレベルまで高めているか、いないか。

ただ、ブランディングを語ればいいわけではありません。ただ、地域の人々に「その地域の魅力」を、勝手なモノサシで判断して「今のトレンドは」とか「これは本物だ」とか、客観的な事実もよくみないで、感性を語りつつ、煙に巻いて、去っていく。

それが、コンサルタントという輩。

私は、違う。どこが違うか。それを、今日一日、考えていました。ただ、マーケティングのことがわかるだけでは、ありません。私はきっと「考える人」になれるから、ちゃんとした提言に、いきつくのです。

地域に必要な人材は、感性を感ってなモノサシで語る人ではなく、もちろんコンピュータにすべてを託してなんの危険も感じない人でもなく、地域の魅力について、とことん、地域によりそって、考えてくれる人ではないか。

それが、廣川だったのです。

この件については、また来週。

私は、そこに行き、地域再生をプロデュースします。

謎解きをするミステリー小冊子で、地域が変わる!

こんにちは。ドリーマーの廣川です。

いい天気なので、今日は、どこかに行きたいな。そんなときには、今、ネット検索をかけるのではないでしょうか。そして「ここ」という推薦されたエリアに行き、それなりに楽しむ。それなりに。

そこには「めんどう」や「苦労」がなく、ストレスもない。

それが、2018年までの「当たり前」でした。便利なほうがいいし、ストレスは、ないほうがいい。確かに、電車でも何でもラッシュは困ります。アミューズメントパークにいって、2時間待ち、なんて最悪。商店街でも、人気ラーメン店に1時間待ち。

でも、これが誰も並んでないと、何となく引いてしまう。おいしくないのかな?ネットでも話題になってないし。

そういうことなんです。私たちは、ストレスが、必要なんです。ちょっと我慢して、成果を得るのが、楽しいのです。ただ、「どうぞ、どうぞ」と手に入るものは、つまりません。

私たちは、とてもせいたくに、できている。多少の障害があって、歩くのが楽しくなる。そういう生き物なんですね。

謎解きも、似たようなもの。今、ネット時代なので「一発で応えがわかる」「すぐ、読める」「軽い」「考えなくても、できる」という瞬発力で対応することが、たくさんあります。

それはいいんですが、逆に、疲れませんか?

私は、毎日必ずコンビニに寄りますが、買うものが見当たらない。ちょっと考えると、必要ないかな、となってしまう。

で、ようやく本題。ここまで、本題がでてこないと「誰も読まない」と、識者のみなさん。その通り。だから結論を、短く、いう。言ったら、それで終わり。別に深く考える必要はなく、ただ「いいね」と感じられればいい。

でも、人生って、そんなに「つまらない?」ですか。

たぶん、都会人が「疲れている」のは、瞬発力が求められているから。コミュニケーションも、瞬発力だと思われています。5秒黙っていたら「間がもたない」ということになる。だから、どちらかが、内容のない話を、続ける。そこで少しでも、面白いことが言えるように瞬発力を鍛える。

そう、漫才やコントのように。

でも、あれは「芸」です。何度も練習して、つくっている。アドリブのようにみせているだけで、いつも瞬発力で対応できるように「訓練」して、情報を身体にしみこむようにしている。だから、できるのです。

本当は、人生、考えたほうが面白い。

だから、謎解きなんです。そして、街の良さ、地域の魅力は、パッとみるだけでは、わからない。歩いて、感じて、考えて。聞いて、食べて、体験して、もっというと宿泊して、くりかえし通って、じわじわとつつまれるようにして、わかってくる。

その魅力にたどりつくために、ミステリー小冊子が役立つと思うのです。

地域には、観光資源がある。それを、伝えるのは、これまでパッとみてわかるようなパンフレットが求められてきました。でも、なかなか伝わらない。だから、いっそのこと謎解きクロスにしちゃいませんか?

パンフレットと地図を片手に、のんびり、地域を散策する。

それを、新しい時代の魅力発見のための習慣にしませんか?

 

渋谷謎解き街歩き、ありがとう!

みなさんに支えられて実現しました【渋谷謎解き街歩き】は、10月21日まで「渋谷ストリーム 2Fインフォメーション」と「渋谷ヒカリエ 11F展望スペース」で配布してくれています。渋谷のみなさん、ありがとうございます!

台風25号が、強風をもたらす可能性がありますが、この3連休、渋谷はきっと快晴です。ぜひ、のんひりと、渋谷の現在・過去・未来を散策してみてください。

関連情報、下記に載せておきます。

■渋谷謎解き街歩き・紹介サイト

2018年10月1日現在

 

■SHIBUYA +FUN PROJECT 一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント(主催者)

https://shibuyaplusfun.com/nazotoki/index.html

実施期間:2018年9月21日(金)~10月21日(日)
小冊子配布場所:渋谷ストリームのインフォメーションカウンター、渋谷のラジオ、渋谷ヒカリエ11F
主催:渋谷謎解き街歩き実行委員会
協力:渋谷区 渋谷のラジオ 一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント
東京急行電鉄株式会社 東急不動産株式会社

 

■東急電鉄「とくらく」

http://www.tokyuensen.com/event/detail/6574/

官民連携で整備された渋谷川遊歩道や渋谷ストリーム周辺の新エリア、桜丘口エリアの街並みなど、渋谷駅南側を謎解き街歩きして、変わり続ける渋谷の魅力、街の歴史・未来を知ってもらおう、というイベント。
期間中、渋谷ストリームのインフォメーションカウンター、渋谷のラジオ、渋谷ヒカリエ11Fのいずれかで小冊子を受け取り、渋谷の街をテーマパークのように見立てて探索します。謎が解けたら、公式サイト内のフォームから解答すると抽選で賞品が当たります。

 

■18.09.23 Being-Happy.Jp

『渋谷謎解き街歩き~渋谷、南ヘカクダイ』に挑戦!参加手順・攻略ヒント・進め方【随時更新】

『渋谷謎解き街歩き~渋谷、南ヘカクダイ』に挑戦!参加手順・攻略ヒント・進め方【随時更新】

 

■2018.09.26 渋谷文化

https://www.shibuyabunka.com/blog.php?id=1006

「渋谷謎解き街歩き」ツアー開催中、真犯人を捜しながら「渋南・桜丘町エリア」を再発見!

新しい商業施設「渋谷ストリーム」の開業に伴い、渋谷川沿いに遊歩道が誕生して恵比寿・代官山方面へ向かう「渋谷駅南側(渋南)」エリアが一気に拡大。従来あった「渋谷川沿い」「旧東横線の高架下」の薄暗く地味なイメージを一新するべく、現在、渋谷川沿いの遊歩道を中心に渋南エリア一帯で様々な「まちびらきイベント」が行われている。

 

信州上田で、忍者たちが活躍します

渋谷謎解き街歩きは、いよいよ後半戦に入りました。最近の週末は、残念なかせら台風の影響が強く、お散歩日和ではなかったのですが、そして今週も、ちょっと危ないのですが、引き続き、渋谷ストリームに行き、「渋南エリア」の魅力と、「桜丘口」への郷愁にひたってください。

さて、渋谷謎解き街歩きが終わったら、今度は軽井沢に行き、そこから「しなの鉄道」に乗って、「上田」まで行きましょう。そこで11月3日4日の連休に、「信州上田 謎解きさんぽ」が行われます。

この時期の信州は、本当に「さわやか」です。せまりくる「冬の香り」と、真っ青な空。大きな空。そこに今回は、「忍者たち」がからんできます。上田市街を、忍者に扮した子どもたちが、何と「けん玉」を持って、街を歩いているのです。

それゆえ必然的に、謎解きクロスの問題も、忍者となります。

キーワードは「忍者」「真田十勇士」「イタリア」「ラグビー」として「ろくもん」となります。

今年は、どんなゲストが参加してくれるか、楽しみです。

10月からも、渋谷謎解き街歩き、続きます

2018年9月21日にスタートした渋谷謎解き街歩きは、10日間を経て、渋谷の街に、なじんできました。

この秋、あちこちで謎解きイベントが行われています。地下鉄、私鉄、街歩き。でも、この渋谷謎解き街歩きのミステリー小冊子も、渋谷というシチュエーションも、ご支援いただきました団体も、いずれも「勝るとも劣らない」人財をお持ちですので、きっと私の原稿も、生きることでしょう。

先日は、伊豆急行の豪華リゾート列車「ザ・ロイヤル・エクスプレス」に乗って、横浜から伊豆急下田まで、最高級の天気と海と空を楽しみながら、ワインをたっぷりいただいてきました。上は、そのときの写真です。

昨日、2015年2016年と、謎解きクロスのミステリー小冊子を作成してくれた目黒区商連のお偉いさんに、渋谷謎解き街歩きの原稿を持って、ご挨拶に伺いました。

私は、2017年、2018年と、目黒区商連さんの「のんびりイベント散歩」に原稿を書かせていただけなかったわけですが、それでも、かつて謎解きクロスの黎明期に採用していただき、3000~5000部という大量出版をしていただいたことは、いつも感謝していました。

それで、「渋谷で謎解きクロスのミステリー小冊子がつくれたのも、目黒区商連さんの実績があればこそ。ありがとうございました」と、ご挨拶に伺ったのです。

みなさん、渋谷でできたこと、最初は「え? そうなんだ」と、私の突然の出没に驚いていましたが、内容を見ていただくと「へぇ。凄い。よかったですね」と、おめでとうの笑顔をくれました。

そして、これが私の、ずうずうしいところなんですが、2019年に、また復活させてください、と、しっかりお願いしていました。

一度や二度の失敗では、こりないんですね。

上の写真は、渋谷のラジオに出させていただいたときのシーン。渋谷で定着してくれれば、周囲への影響力も強いですから、目黒区と渋谷区をつないで、謎解きクロスによるミステリー小冊子を、5万部くらい用意して、配布してくれる世界があるとみています。

まだまだ、私の夢は続きます。

本日は、台風の影響で、渋谷ストリームにも人は少ないでしょう。明日から、10月。この秋が、勝負どころですね。

これからも、ご支援、よろしくお願いいたします。

最後の写真は、渋谷ヒカリエです。

大人の謎解きクロス、静かにスタート

謎解きクロスのファンのみなさま、事件です。

渋谷を中心に、街で起きているステキなことを紹介しているサイトがあります。そこに2018年9月21日から10月21日まで配布される、渋谷謎解き街歩きのことが紹介され、なんと、本サイトの「謎解きクロスとは何か」も、紹介していただきました。これは、謎解きクロス始まって以来の快挙となります。

 

『渋谷謎解き街歩き~渋谷、南ヘカクダイ』に挑戦!参加手順・攻略ヒント・進め方【随時更新】

サイトのナビゲーター役の茶子さんが、今回の「渋谷謎解き街歩き」を、謎解きクロスのジャンルに入る街歩き、というように紹介してくれたのです。何て、やさしい方でしょう。そして、すばらしい嗅覚の持ち主です。

渋谷謎解き街歩きが、どのようなゲームなのか。それを、わかりやすく解説し、楽しさを伝えてくれています。私はもう、ただただ感激し、そして「人生、この世界、まだまだ、捨てたものではない」ということを、今さらながら、再確認できたのでした。

本サイトの「お知らせ」にも、遊び方を記してありますが、しつこく書きにも、書かせてください。

■渋谷謎解き街歩きは、配布される「ミステリー小冊子」に書かれているヒントをたよりに、渋谷の魅力を楽しんでいただくイベントです。小冊子に登場する6人の容疑者(いい人です!)から渋南の魅力を高める真犯人を見つけるゲームです。

■ミステリー小冊子をよく読み、クロスワードにキーワードを埋めることで謎解きが進みます。(5~6ページに練習問題があります!)

■ミステリー小冊子には地図があります。そこにヒントに関わるポイントが記してありますが、必ずしも、そこにいかないと解けないわけでもありません。ただ渋谷の魅力がよくわかるポイントなので、クルマに注意して、街歩きや、B級グルメなどの飲食を楽しんでください。

■なおイベント期間中、重要なヒントが「渋谷のラジオ」と「渋谷のラジオの教室」に掲示してありますので、ゲットしてください。

■ヒントは、すべてミステリー小冊子に記してあります。真犯人がわかったら、インターネットで知らせてください。みなさんの、健闘を祈っています!

この写真は、渋谷ストリームとともに並木橋の近くにオープンした「渋谷ブリッジ」です。

2008年、移住交流推進機構の総会でプレゼンし、東急電鉄の池野さんからお声かけいただきました。あれが、丸10年が経過しています。5年前には「誰も死なないミステリー」の謎解きの中核をなす「謎解きクロス」を開発。特許をとるよりも、著作権で守られることになった謎解きクロスも、5年越しの悲願として、渋谷への進出となります。

昨夜は、お世話になった目黒区区商連の重鎮、祐天寺の市塚さんにご報告。また無し小山に行き、サイモンズカードの斉川社長も交えて「西小山で飲む会」のステージとなる「天ぷらの大国屋」さん、「イタリアンのピッツァ&バスタ」さん、そして「奄美料理のピース」さんを表敬訪問。

お世話になったみなさん、無名のな祖と木クロスを、根気よく支援してくださったみなさんに、これから恩返しが始まります。

この写真は、ミステリーウォークのスターとなった2008年秋、伊豆下田で抽選会をしたときの記念。当時の伊豆急下田駅長も、抽選に加わってくれました。

地域の魅力が伝われば、きっと街は元気になる。

そんな思いが、これからも続いていきます。

ハードルは、高ければ高いほど

いよいよ、渋谷で謎解きクロスの時代が始まります。受け入れられるのか、どうか。それは、正直、まだわかりません。

でも、ハードルは、高ければたかいほど「くぐりやすくなる」のです。堂々と、胸を張って、かがむことなく、その道を通っていきたいと思います。

本日の、一言でした。

さて、本題です。謎解きクロスと、直接的な関係はないのですが、もうすぐ「AI」についての電子書籍が発刊されます。電子書籍の場合、購入者へのサービスとして、pdfで何かつけるということが重要になるとのこと。

ずっと、何を贈呈すればいいのか、考えてきました。そして本日(正確には9月18日)突然に、ひらめきました。

アシモフのロボット3原則があるなら、AIの3原則もあるだろう。少し考えると、それは3原則では足りず、たぶん5原則になりそうな気がしてきました。

ユークリッド幾何学の公理が、5つだと思います。それで、5つあれば、過不足なく、AIの新しい時代を確立できるのではないか、と考えたのです。

これは、大変重要なことで、ネットで検索すると、2015年に、他の人が気づいて「人工知能3原則が必要」という論旨を展開していました。

でも、「たぶん3つでは足りない」というところで、終わっています。

私は、その続きを、考えなければなりません。

今年いっぱい、そのチャレンジをします。そしてきっと「謎解きクロスの作者が、AI五原則をつくった」と言われるようになるのです。

そうなったら、楽しいですね。

 

驚きの渋谷ストリーム

謎解きクロス・ファンのみなさま、お元気ですか?

2018年9月13日、渋谷ストリームがオープン。いよいよ、渋谷の街が、新しい時代の「世界最先端をいくエンタテイメントシティ」の姿の一端を、みせることになったのです。

渋谷ストリームには、連日、うかがっていますが、なかなかステキです。その理由の一つに「価格設定」があります。B級グルメではなく、ハイレベルな飲食店が多く荷もかかわらず、その価格帯が「手が届かない金額」ではありません。

ちょっとぜいたくすれば、いけるかな、という感じなんです。

素晴らしいですね。

そして、いよいよ。

いよいよ、2012年に生まれた謎解きクロスが、2008年に赤坂サカスでスタートしたミステリーウォークとともに、10年ごしの悲願となっていた「渋谷」の街で、行われようとしています。

2008年には、写真のように伊豆下田で、ミステリーツアーが始まったわけですが、ごく少数の特別な地域のみなさんが楽しむスタイルでした。

それが、渋谷では、変わっています。参加者は、それぞれ自分の責任で、のんびりと街歩きを楽しみます。そして、ごく自然に、とくに「ヒントを掲示」することがなくても、街そのものにある魅力が、そのままヒントになって、謎解きが進んでいくのです。

たとえばライブハウスで、こつこつと10年間、さまざまな運営のスタッフに、地域プロデューサーに支えられてライブをしてきたアーティストが、CDを作成したり、ネット配信を始めたりするのと似ています。

受け手がひろがるにつれて、一つひとつ、ライブで対応していくのにも限界がでてくる。それを補完するための仕掛けが必要になります。

もちろん、伊豆下田、信州上田など、元祖深谷でのミステリーウォークは、ライブ活動として毎年、進めさせていただきます。

でも、地域活性化が必要となるのは、元気な街になりたいのは、全国共通。ターゲットが広くなると、仕組みも、それなりの対応が必要となります。

渋谷では、商店街を紹介する「ミステリー小冊子」は作成しますし、個別の商店も、容疑者も登場しますが、そのみなさんに、ほんのちょっとのご迷惑だけで、渋谷の街を舞台とした謎解きが成立しています。

これまでのように、地域のみなさんに「運営」に参加していただき、学生さんに手伝っていただくという世界は、特別なことがない限り、実現するのは難しいとみています。

西小山で6年間もミステリーツアーができたのは、東急電鉄さんの手厚い支援と、目黒区さん、そして何よりも、地域の商店街のみなさんの熱意とご協力があったからのこと。

全国の、あらゆる土地で、それをお願いしていこうというのが、地域プロデューサーの方を探して、頑張っていただこうというのが、この10年間のチャレンジだったわけですが、そこで得たノウハウを、これからは、別なところに活用させていただきます。

具体的には、ミステリー小冊子は、たぶん、1万冊単位で「配布」されるものとなるでしょう。そこには広告が入るかもしれません。

新しい地域の活性化モデルが、実は、そこで進行しているのです。

これは、渋谷を中心に、これから進められます。

そして「渋谷スタイル」が、今後、全国のミステリーウォークのスタンダードとなることでしょう。

そんな、ステキな出逢いが、9月21日から10月21日に、渋谷で行われます。みなさん、ぜひ、この歴史的なイベントに、今後、全国から視察団が来て体験されるイベント、お見逃しなく。